IE10とHTML5の組み合わせでサイトパフォーマンスが30%向上する

By Express Monorail
Microsoftのシニアプロダクトマネージャー、Justin GarrettさんがInternet Explorerのユーザー向けブログに執筆した記事によると、現在開発中のIE10ではHTML5やCSS3、SVGなどを使って最適なサイトを作ると、読み込み速度などサイトパフォーマンスが30%向上するとのこと。
Get 30% better site performance in IE10 with HTML5

ウェブ標準規格が時代ごとに進化してきたように、ブラウザもまた発展してきています。今や、IEやFirefox、Chromeといった現代のブラウザではHTML5やCSS3、SVGなどへの対応は当然のこととなっています。
「標準モード」は現行のほとんどのブラウザが対応しているレンダリングモードで、ウェブ標準規格を最大限実装しています。これに加えて、IEでは古いIE向けに作られたウェブサイトのための互換モードを搭載しています。この機能ははるか昔、特定ブラウザのみで動くサイトが作られていた時代には重宝しましたが、現在はほとんど不要になっています。
サイトパフォーマンスの向上はユーザーに多くな衝撃を与えることになります。たとえば、ウェブサイトの読み込みが遅いことはユーザーがサイトから離れてしまう主要因だと言われており、あまりにも読み込みが遅いとサイト自体の信用にもかかわり、商用サイトであれば商品セールスにも影響が出てきます。まだウェブ標準規格に従っていないサイトをどうやって対応させればよいのか……というのはMSDNを使うことでわかります。コードを1行だけ変えるだけだったり、シンプルな変更だけで、サイトのパフォーマンスを劇的に変えることも可能です。
実際に、Microsoftではトップランクの50サイトに協力してもらい、互換モードと標準モードでの読み込み速度を比較しました。テストではサイトの「DOCTYPE」「X-UA-Compatible」の部分、わずか1行か2行のコード修正だけを行いました。その結果が以下の通り。
ヒューレット・パッカード:39%高速化
http://www.hp.com/

シャッターフライ(オンライン写真現像サービス):33%高速化
http://www.shutterfly.com/

UPS(運送会社):31%高速化
http://www.ups.com/

シティバンク:27%高速化
https://online.citibank.com/US/Welcome.c

サウスウエスト航空:23%高速化
http://www.southwest.com/

CNN:11%高速化
http://edition.cnn.com/

ウェブ標準規格に対応させることで、IE10のハードウェアアクセラレーションやChakra JavaScriptエンジン、2000以上のパフォーマンス改善などの恩恵を受けることができ、反応速度の良さに驚く……というわけです。
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