共演者の城田から「素敵な奥さんをもらえて幸せです」と、LOVEメッセージを受け取っていた、観月ありさ (撮影:野原誠治)
織田信長の正室「濃姫」の半生を、観月ありさ主演でドラマ化。

3月17日の放送に先立ち、テレビ朝日のスペシャルドラマ『濃姫(のうひめ)』のPR会見が、8日に都内・同局で行われ、主演・濃姫役の観月ありさ(35)、織田信長役の城田優(26)、斎藤道三役の里見浩太朗(75)が出席した。

「本格的な時代劇。初めて挑戦しました」という観月。「言葉づかいや、所作だったり…。不慣れが点が多くて、慣れるまで非常に大変だった」話し、「現代劇のクセ、早口になったりすることがあって…」と、苦労した点をあげた。

そんな場面では、芸歴55年の里見浩太朗が、優しく手助けしてくれたとか。「セリフ回しでも、たくさん教えてもらった。また、初めて触った、なぎなたでも『もうちょっと、やさしく握ってみよう』とか『こうして回すと、上手く見える』など、アドバイスを受けた」と、やり取りを明かし、「里見さんに直接教えてもらったことは、とても光栄でした」と、ニッコリ笑顔。改めて、感謝の気持ちを示していた。

信長を演じた城田も「僕も、助けてもらった。長袴のさばきが難しくて困っていた場面。こと細かく、親切に教えて頂いた」と言って、里見に頭を下げた。

城田はまた、「日本でも、トップクラスの人気を誇る武将を演じるということになって、とてもプレッシャーを感じていた。でも、何とか乗り切ることができた。周りの方からも『信長、良かった』って、言って頂いているので、ホッと一安心しているところ」と、心境面も語った。

“美濃のマムシ”と言われた斎藤道三の娘で、織田信長の正室として嫁いだ、濃姫。これまでの時代劇では、歴史的な資料に乏しいため、濃姫を主人公にする設定がなかなか実現してこなかったが、人物像、信長との夫婦像など、新たな視点で描きだし、ドラマ化されている。

制作側からは「濃姫、信長、道三という強烈な個性を持った三者を織り交ぜ、重厚で、感動的な人間ドラマに仕立てた。若い世代にも、時代劇の面白さを再認識してもらえるはず」と自信をのぞかせている。

ドラマスペシャル「濃姫」は、3月17日の21時〜23時21分、テレビ朝日系で放送される。

観月ありさと城田優
3月17日放送のドラマスペシャル「濃姫」より


観月ありさ 観月ありさ 観月ありさ
観月ありさ、桜吹雪で演出されたタイミングで登場

城田優 城田優 城田優
織田信長を演じた、城田優

里見浩太朗 里見浩太朗 里見浩太朗
斎藤道三を演じた、里見浩太朗


左から:城田優、観月ありさ、里見浩太朗
左から:城田優、観月ありさ、里見浩太朗

観月ありさと里見浩太朗
里見浩太朗から、一足早いホワイトデーの贈り物。「いつもまでも、美貌を保って」と言いながら、“マムシ酒”をプレゼント

観月ありさと里見浩太朗
ピンときていない表情を見て、「高価な酒なんだぞ」と里見。「じゃあ、飲まなきゃ」と答えていた観月

観月ありさと里見浩太朗
城田から、ホワイトデーの贈り物。“城”をかたどったケーキがプレゼントされた