お笑いタレントのヒロシが、大ブレイクした頃の収入を地元福岡のテレビ番組で明かした。彼は昨年、イベントでも当時の月収を口にしていたが、実はそれどころの金額ではなかったのだ。

ヒロシは「ヒロシです」のフレーズで始まる自虐ネタで、2003年頃にお笑い番組『エンタの神様』に登場して人気に火がついた。熊本出身の芸人として知られる彼だが、福岡県大牟田市の生まれで“福岡よしもと”からお笑い界にデビューしたのだ。

大ブレイクした後は人気が急降下したヒロシだが、昨年から再び姿を見ることが多くなった。そんな彼が1月15日に放送された地元福岡のテレビ『ナイトシャッフル』(FBS)に出演して、先輩の博多華丸・大吉と共演したのである。

福岡時代に世話になった華丸・大吉を相手に、ヒロシは苦労話を語った。福岡での人気が低迷した彼は、26歳の時によしもとを離れて上京すると“ベイビーズ”というコンビを組んだ。しかし全く芽が出ずに2年ほどで解散してしまう。

やがて“ヒロシ”の原型となるホストの仕事を始めたのが28歳だった。彼は「月給3万円の頃もあった、どん底時代」と振り返ると、「お笑いを忘れられずネタを書きためていた」という。そのネタが“自虐ネタ”となり、31歳でヒロシとして一気に大ブレイクするのだ。

そこからはバラエティ番組のみでなく、ドラマ、映画、CMなど、彼の活躍はブレイクの見本ともいえるものだった。しかし2年ほどでその人気も下降線を辿り、33歳の頃には仕事が激減していった。

現在39歳となるヒロシは、次第に仕事も戻りつつある。昨年6月には著書『ヒロシです。華も嵐ものり越えて』(東邦出版)を出版して、発売イベントでは「ブレイクした当時は月収300万円を誇った」とも明かしている。

そんな過去を語ったヒロシに、華丸・大吉が「最盛期の収入はいくら?」と再確認したのだ。ヒロシは「月収300万円くらいですね」と平然と答えるも、「俺達を舐めるなよっ」と華丸・大吉の追及が始まったのである。

調べはついていると豪語する彼らは「年収で助っ人外国人選手くらいはもらったはず」とヒロシに問い詰めたのだ。そこからの具体的な金額は“ピー音”が入って公開されなかったが、話の流れからするとヒロシはそれを認めていたのである。

“助っ人外国人選手”をプロ野球で大リーガー選手と契約することだとすると、年収は億単位となる。ヒロシは前述のイベントで「先月の月収は5万円だった」とも話しており、その落差は想像以上なのだ。

ヒロシは「もう大ブレイクはしないでいい。地道にやります」と語っていた。ブレイクとその後の落差を体験して彼がたどりついた心境なのだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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