「みうまん大葬祭」で涙を流す、中村美優さん。豪華参列者が集った感動あり、笑いありの“お葬式”で仲村みうは旅立っていきました

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 11月23日、お台場・東京カルチャーカルチャーで仲村みうの引退イベント「仲村みう a will〜みうまん大葬祭」が開催された。

 完全ヌード写真集『a will』発売で芸能界の完全引退を発表した仲村みうが、表舞台に立つ最後の日。タレント“仲村みう”という名前のお葬式をテーマに、会場前には葬儀用の白い花がずらり。また、この日のドレスコードは黒。喪服や黒い衣装の人々が集まり、会場は異様な空気に包まれていた。

 司会は、以前『週刊プレイボーイ』で仲村みうと音楽連載を務めていた掟ポルシェ氏と、東京カルチャーカルチャー店長の横山氏。しんみりした空気のなか、イベントがスタート。

「本日、タレントの“仲村みう”様がお亡くなりになり、黙祷したいと思います。黙祷!」

 参列者たちが黙祷。そして、目を開けたとき、舞台には白い天使の姿となった“仲村みう”が! “最新技術を使ったしゃべれる3D遺影”ということで、黒い額縁のなかで言いたい放題の仲村みう。

「なんかさー、みんな黒い服で、ひとりだけふざけてるみたいになってんじゃん! 空気読めなくてごめん(笑)!」

 みうちゃんのはっちゃけた姿から、お葬式とは思えない楽しいイベントに一変。仲村みうと縁のあった参列者たちが弔辞を読みあげ、舞台にあがる。掟ポルシェ氏のぶっ飛んだ弔辞からはじまり、グラビアアイドルの森下悠里ちゃん、『みうまん』漫画家の田辺洋一郎氏、アイドルの丸果尻ゆうこちゃん。そして、大槻ケンヂ氏からは弔辞ではなく弾き語りのメッセージ。豪華すぎる個性の強い参列者でお葬式を大いに盛り上げた。

 後半は、タレント“仲村みう”と最も親しい中村美優(仲村みう本名)さんが登場。各社の歴代のグラビア担当編集者たちも参列し、仲村みうとの思い出や当時言えなかった本音を語った。中村美優さんの目からは涙があふれ、芸能界にいた6年間の思いを伝えた。

 この日、会場に集まったファンやスタッフは約150人。イベントの様子はニコニコ公式生放送でも中継され、総視聴者数は約3万8000人。すべての人がタレント“仲村みう”の最後をしっかりと心に焼き付けたイベントとなった。

 イベント後の打ち上げでは、マンガについて熱く語ったりイカ釣りの思い出を語ったりと、リラックスしていた様子の仲村みう。最後に、こんな言葉を残した。

「今日は泣いてしまいましたけど、自分の芸能生活で一番いい思い出になりました。ファンの方々や関係者の方々、皆さんのおかげで6年間も芸能生活が続けられたと思っています。これから一般人になりますけど、一般人になっても“仲村みう”を忘れないでください。本当に皆さん、ありがとうございました。お疲れさまでした。以上です!」

 イベントの詳しい内容は『週刊プレイボーイ 51号』(12月5日発売)掲載の連載マンガ『みうまん』で読むことができる。イベントを観覧、視聴した人もできなかった人も、最後の“仲村みう”は必見だ。

(撮影/佐賀章広、取材・文/釣本知子)

■仲村みう(なかむら・みう)
1991年3月14日生まれ、岩手県出身。20歳。完全ヌード写真集『a will』(小社刊)発売中。12月20日(火)にはDVD『a will』(アイドルファクトリー)、コミックス『みうまん2〜a will〜』(小社刊)も発売予定

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