日本でまた災害が発生したら…韓国人5割「もう支援しない」?

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ヤフーコリアが韓国のネットユーザーに様々なアンケートを実施する「ネチズン1票」で、現在「日本の国家災難時…私たちは?」というタイトルのアンケートが実施されている。

質問内容は、「日本の大地震の時、韓国の全面的な支援・救護活動にも関わらず、日本の竹島(韓国名・独島)挑発により、日韓関係が再び衝突しています。“もし”日本でまた地震などの危機が起きたとしたら、あなたは積極的に救護活動(募金活動を含む)を行いますか?」というもの。隣国が危機に瀕している時、領土問題など政治的な葛藤を超えて助ける気持ちはあるのかどうかというアンケートのようだ。

アンケートには29日13時現在で13285人が参加。
選択は以下の5つで、投票結果は以下の通りとなっている。

・助ける(危機に面した隣人を助けるのが道理)…17.2%(2284人)
・助けないだろう(恩をあだで返す日本に失望)…50.3%(6677人)
・一部の人を助ける(日本居住の韓国人を主に助ける)…26.2%(3487人)
・関心ない…6.1%(808人)
・その他…2.0%(32人)

もっとも多かったのは「助けないだろう」で、50%と高い数値を見せた。次いで「一部の人を助ける」が26%、「助ける」は17%と日本人から見ると少し残念な結果となっているようだ。この結果について、ネットユーザーたちは次ぎのようなコメントを寄せている。

「在日同胞は同じ民族だから最初に助けるべきだと思う」「日本人もやっぱり助けた方が良いいんじゃない?」「日本みたいな金持ちで力のある国を助ける必要はない」「日本は敵国」「因果応報」「自然災害の時はどんな状況でも助けるべき」「日本は助けても竹島領有権を主張するからな」「北朝鮮を助けよう」。

3月11日に東日本大震災が発生し、その後、韓国では大規模な支援活動が行われた。募金活動もさまざまな形で実施されたが、竹島(韓国名・独島)問題により韓国の国民感情は徐々に反日へと傾きはじめ、募金活動が途中で中止されるケースも相次いだ。特に今は自民党議員による韓国・鬱陵島(ウルルンド)視察計画で激しい抗議デモが起きていることもあり、純粋に「助けよう」という気にはなりにくいのかもしれない。

参照:日本の国家災難時…私たちは? - ネチズン1票
参照:「自民党指導部も許容」日本議員ら鬱陵島訪問強行? - 毎日経済

(文:林由美)

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