モーニングスター <4765> が提供するスマートフォン向けアプリケーション「株・投信情報」のダウンロード本数が6月30日、10万件(iPhone6万件、Android4万件)を突破した。2010年9月にリリースしてから10カ月目の大台クリア。同社では、より利便性の高い改変を行った新しいアプリケーション「株・投信情報ver2.0」を7月1日から順次リリースしていく。

 「株・投信情報」では、株価や投信の基準価格、また、金融市況に関するニュースなどが閲覧できるが、「特にスマートフォンを起動したときに登録した銘柄の株価などが確認できるウォッチリスト機能に評価が高く、ユーザーの方々から多くの要望もいただいたので、ver2.0ではウォッチリスト機能を大きく改善した」(マルチデバイス・ソリューション室:永井裕二氏)という。ver2.0では、取引所市場の20分ディレイ株価と私設市場(PTS)でのリアル株価を同時に閲覧できるようにした。また、ユーザーから要望の多かった主要指標(日経平均株価、TOPIX)も登録が可能になった。

 スマートフォンは2016年度末には全携帯電話の約半数を占めるようになると予測されている成長市場。同社では、「スマートフォンを含めたさまざまなデバイスを用いてユーザーに豊富かつ利便性の高い金融情報の提供をめざし、サービス・コンテンツの充実に積極的に取り組んでいく」としている。(編集担当:風間浩)



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