韓国の男性グループBIGBANGのリーダー、G−DRAGONが6日に公開された日本ツアーの練習映像で「日本は安全です」とファンにメッセージを送ったことが分かった。韓国メディアは「放射線を懸念するファンを安心させた」と伝えた。

 BIGBANGは6日、所属事務所のYGエンターテインメントが運営するインターネット放送「YG On Air」を通じて日本ツアーの練習映像など近況を公開。その中でリーダーのG−DRAGONは「日本は安全です。異常はありません」とファン向けのメッセージを伝えた。

 BIGBANGは5月10日から大阪・名古屋・千葉の3都市で開催される日本公演『ラブ&ホップ(Love&Hope)』のために5月3日に韓国を出国した。当初は東京公演と横浜公演を含め2カ月間行う予定だったが、地震や放射能への懸念から東京と横浜公演は延期され、公演期間も2週間に短縮された。

 しかし、BIGBANGのファンからは依然として日本ツアーに対する反対の声が多く、日本公演の無期限延期と千葉公演の場所変更を求めて抗議活動が行われていた。韓国と海外のファン7500人の署名を集め、YGエンターテインメントのツアー強行に反対していた。

 韓国メディアは「日本は安全」とするG−DRAGONのファン向けメッセージを伝え、「余振と放射能の危険を懸念しているファンを安心させた」、「ファンの心配を払しょくさせるための発言」と伝えた。(編集担当:金志秀)



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