オリオールズのリリーフ投手、アルフレド・サイモン(28歳)に帰省中のドミニカ共和国で殺人容疑がかかっていることがわかった(1月2日付ボルティモア・サン)。

 ドミニカ共和国サントドミンゴの地元紙によると、大晦日にリュペロンで死傷者2名が出た発砲事件があり、サイモンに殺人容疑がかかっているという。球団からの公式発表はまだない。

 胸部に銃弾を受けた男性が死亡し、もうひとりが負傷した現場からサイモンは逃走したと伝えられており、地元警察は事件の状況を明らかにするためにもサイモンに出頭を呼びかけているという。

 オリオールズのドミニカ選手担当者によると、球団はサイモンと連絡を取れている状態で「サイモンは、新聞の記事は正確ではないといっている。ただ、事件当時、現場にいたことは認めている」と述べ、本人は無実を訴えていることを明らかにした。

 警察は、リュペロンでケンカ騒ぎがあり、人々を引き離そうとしてサイモンが発砲したところ、銃弾が男性にあたったのであって、殺害の意思はなかったという見方をしている模様。

 サイモンは2009年に肘を痛めてトミー・ジョン手術を受けるまでは主に先発として起用されていたが、2010年の4月からはリリーフとして復帰。シーズン前半に13セーブをあげたが、後半は防御率が落ち、9月26日のブルージェイズ戦ではホセ・バティスタに故意に死球をあてたとして即刻退場ののち、2試合の出場停止処分を受けるなどし、上原浩治にクローザーの座を明け渡した。

 今回の事件で有罪が決まると、量刑は最高で30年となる可能性がある。