乳幼児を中心に子どもがかかる感染症と思われていた「百日ぜき」が、大人の間でも流行しているという。

「図表入りの記事はこちら」

乳児が百日ぜきに感染すると重症化するケースもあるが、大人の場合は咳が長引く程度なので、風邪だと思い過ごすケースが多いという。確かにブログでも、

・夏風邪だと思って市販の風邪薬を一生懸命に飲んでたのに百日ぜきだった
・風邪か花粉症と思ってたのに、百日ぜきにかかってました

とか、逆に、

・百日ぜきにかかったと思ったら大間違い、ただの夏風邪だったみたい
・ぜんそくだ!とか百日ぜきだ!とか、いろいろ疑惑が浮上した夏風邪です

とか、混沌としている人が多い。百日ぜきの場合、症状だけでは判別が難しいため、医療機関の検査を経て診断されるようだ。幸い大人は感染しても軽症ですむらしいが、

・喉が痛いのではなく胸元が苦しく、ゼィコーゼィコーと空咳が出ます
・咳のし過ぎで、わき腹がつりそうですぅ

そうはいっても、罹病渦中ブロガーのコメントは辛そう。また、百日せきは、咳やくしゃみによって飛沫感染し、感染力が強いらしい。ということで、罹患ブロガーたちが、感染源として周囲に拡大させないように、特にワクチンを接種していない乳児に感染させないように・・・

・自宅で隔離されてます(T-T)
・咳が止まるまで仕事に来てはダメ、と職場から言われた

と、堪え忍んで治療に専念している様子を見ると、やっぱり感染は避けて通りたい・・・。

予防方法として乳幼児は、生後3ヶ月から三種混合ワクチン(百日ぜき、ジフテリア、破傷風)を接種して免疫を高めるが、ワクチン効果は時間とともに減少していくという。
そこで、大人は、手洗い・うがい・菌に負けないカラダ作りで予防していかなくては。
ということで、夏本番を迎え、気温が上がる日々が続く中、まずは夏バテしないためにも、ブロガーたちの夏バテ対策をちょこっと覗いてみると・・・、

・夏バテ防止に激辛の台湾ラーメンを。
・ビタミン豊富なゴーヤは夏バテ防止にも良いですよ
・リンゴ酢を水で割って飲みます。サッパリして飲みやすい
・甘酒は江戸時代には夏バテ予防に飲まれていたらしい

などなど、参考になりそうな夏バテ対策が満載。猛暑を乗り切れる体力をつけ、百日せきとは無縁の夏が過ごせますように。

(高宮真琴)

■ネゴトで語ろう!「ネゴトーク」
「体調不良」について語ろう!


■関連記事
小児用肺炎球菌ワクチン開始から4ヶ月・・・
受けたいのに受けられない「ヒブワクチン」
服用する?インフルエンザの新薬「リレンザ」