【仏国ブログ】日本の「食」を知ることができる「料理マンガ」
日本の漫画はさまざまなジャンルがあり、料理を題材にしたものも多い。日本や日本料理への関心が高いフランスでは、日本では比較的知名度の低い作品もフランス語版が出版されていることがある。これらの作品は、日本料理などをより深く知ることができると人気があるようだ。
書籍に関するフランスのブログ「Littexpress」では、「日本の料理がわかる漫画」と題して、フランス語版が発売されている日本の漫画作品をいくつか紹介している。
フードコーディネーターである主人公の活躍を描く、石川サブロウ氏の『彩の四季』では、ラーメンやうどんといった日本の雰囲気が漂う飲食店などを舞台にしている。フランスではあまり知られていない日本料理の作り方の秘密が明かされており、各エピソードの終わりにはレシピもあり、実用的な面も人気の一つだと紹介している。
また、商業に携わる主人公が食事をするさまを描いた作品『孤独のグルメ』(原作・久住昌之、作画・谷口ジロー)では、舞台が大衆食堂のような飲食店であることが多く、すしだけでなく日本で広く食べられているカレーやシュウマイといった食品も細かく描かれていることが興味深い。そして、主人公の行動を通して、日本で食事をする際のマナーや習慣がわかるとつづっている。
ほかにはパン作りを題材にした『焼き立て!!ジャぱん』を紹介。パンはフランスが本場だが、日本でのパンの食べ方、日本人がフランス文化を学ぶ様子が作品から伝わると述べ、日本人とフランス人が相互の食文化に興味を持ち、真摯(しんし)に取り組む雰囲気が伝わり好感を持ったようだ。
楽しく読みながら、日本の食文化や慣習を知ることができる漫画は、文化の交流にも貢献しているようだ。(編集担当:山下千名美・山口幸治)
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