10/19「京阪中之島線」開業!新車両3000系が登場

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10/19、ついに京阪中之島線が開業する!

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大阪の京阪天満橋駅〜中之島西部までを結ぶ新路線には、新たに4つの駅ができ、新車両の3000系が導入される。

新駅は東から「なにわ橋駅」「大江橋駅」「渡辺橋駅」「中之島駅」と名づけられ、『水都大阪』というだけあって、水辺に沿った場所に位置する。

新線開業の目玉である新車両3000系「コンフォート・サルーン」は、おもに中之島駅と京都の出町柳駅を直結する快速急行として運行する。正面から見たフェイスは月に見立てた円弧を効果的に使った近代的なデザインで、ボディのメインカラーに濃紺を用いることで、水都や古都の伝統・格式を表現している。同じくつり革や座席を濃紺で統一した車内は、ガラス窓がグレーがかっていることもあってシックな雰囲気になっている。

新しい駅舎やコンコースもそれぞれの駅周辺を表現したスタイリッシュな造りに!

「なにわ橋駅」は、建築家の巨匠・安藤忠雄氏が駅出入口のデザインを手がけた。内壁のガラスブロックにLED照明を備え、光の強弱が幻想的な夜の中之島を演出。ホームの壁面には近くの中之島中央公会堂をイメージしたレンガ調の素材を使用している。コンコースも地下1、2階を吹き抜けにした開放感抜群の造りだ。

一方、大阪市役所など大企業のオフィスがひしめく「大江橋駅」のホームは石を用いたクールな壁面。また、5年後に高層ビルが建つ、現フェスティバルホールの最寄りの「渡辺橋駅」は中之島の未来をイメージした金属材を壁面に用いている。終着駅となる「中之島駅」のコンコース壁面は、ブルーのグラデーションが美しい波形のガラスでできており、『水都』を表現している。

リーガロイヤルホテルと地下で直結し、今年5月にできたばかりの「ほたるまち」にも近い「中之島駅」をはじめ、沿線エリアはますますにぎわいそうだ。【関西ウォーカー/島田幸絵】

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