七財橋(2020年9月)

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 函館市の観光名所・赤レンガ倉庫群付近の「七財橋」から転落し、脊髄を損傷するけがを負ったオーストラリア人の男性(66)が、「橋の欄干は安全性を欠いていた」として、橋を管理する市に対し、4億円の損害賠償を求める訴えを函館地裁に起こした。

 提訴は1日付。

 訴状によると、男性は昨年5月27日、クルーズ船で函館市を訪れた際、七財橋でバランスを崩し、脚が欄干に当たって約3メートル下の石造りの岸壁に頭から転落。脊髄を損傷し、両手足にまひが残った。

 原告側は、欄干の高さは約56センチで、国が定める防護柵の設置基準(高さ110センチ)に満たないとして、市の設置や管理に問題があったと主張している。

 市は3月、橋付近の4か所に、歩行者への注意を促す看板を設置した。提訴を受け、市は「訴状が届いておらず、コメントは差し控える」としている。