来季契約を結ばないと通告された広島・田村俊介

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 広島は1日、田村俊介外野手に来季の契約を結ばないことを通告した。

 21年ドラフト4位で入団し、23年に1軍デビュー。24年2月に侍ジャパンに選出されるなど期待の高い選手だったが、今季は4試合の出場で打率0割8分3厘、0本塁打。7月には通称「ゾンビたばこ」の売人との飲食に同席する写真が週刊誌で報じられた。禁止薬物の使用などについて警察の家宅捜査を受けることなどもなかったが、球団からは「疑いの目を向けられてしまいながら、すっきりしないままプレーは(させられない)」と告げられた。

 週刊誌の報道後にはSNSなどであらゆる憶測が飛び交うこともあった。「事実ではないこともたくさんあった。否定したいことは、いろいろあります」と語りながらも「写真に写っていた、一緒にいたことは事実ですし。自分の緩んだ気持ちがああいう形で大きくなってしまい、そこは本当に申し訳ない気持ちです。僕のせい」と受け止めた。

 6月以降は1軍で出番がなかったが、ファーム・リーグでは93試合で打率3割1厘の好成績。「とにかく野球にしっかり打ち込むしかないと思っていましたし、やるべきことはやっていた。自分なりに頑張ってはいました」。戦力外通告は「覚悟していた部分はありました」と明かしながら、現役続行を希望。「個人的には前を向いて進んでいくしかないと思いますし、まだ野球がやりたいという気持ちはあるので、休むことなく頑張っていきたいです」と必死に前を向いた。

 ◆田村 俊介(たむら・しゅんすけ)2003年8月25日、京都府生まれ。23歳。明徳義塾中時代に軟式で140キロをマーク。愛工大名電高では1年春からベンチ入りし、2年秋から主将。背番号1をつけた3年夏の甲子園は1回戦敗退。21年ドラフト4位で広島に入団。178センチ、95キロ。左投左打。今季年俸1000万円。