ベッキー10年ぶりの『イッテQ』復帰に賛否…“自粛の時効”が伸び続けるワケ。昭和は数週間で復帰、令和は“年単位”に
この日は2時間スペシャル。出演者がタスキをつなぎながら世界遺産を巡る「世界遺産駅伝」の企画で、イタリアを訪れた内村光良が宮川大輔と合流すると、「マグネット仮面」を名乗る覆面姿の人物が現れた。その正体がベッキーだった。内村とは「完全に10年ぶり」の共演だと明かすと、内村も放送前は眠れず、いろいろと考えを巡らせていたことを打ち明けた。
ロケ後の食事の席では、宮川から久々の出演の感想を問われ、感極まって涙を流す場面も。宮川と内村が、自身の番組復帰をずっと諦めずにいてくれたことにも触れ、周囲への感謝を口にした。宮川もまた涙を見せ、“イッテQファミリー”の再会は多くの視聴者の胸を打った。放送後、ベッキーは自身のInstagramで《関わってくださった全てのみなさまに心から感謝しております。ただただ、ありがたい時間でした》とつづっている。
ベッキーは2007年の番組開始時からのレギュラーメンバー。だが2016年1月、『週刊文春』で川谷絵音との不倫が報じられ、休業とともに番組を離れた。今回は実に約10年ぶりの“帰還”となる。
ネット上では「おかえり」と歓迎する声がある一方、やや批判的な反応も少なくない。10年という歳月を経てもなお、拒否反応は消えていなかったわけだ。
◆久米宏、森本毅郎、ビートたけしは…
では、芸能界における“不祥事の時効”とは、いったい何年なのか。過去の事例をひもとくと、意外な事実が浮かび上がる。昭和の自粛期間は、驚くほど短かったのだ。
まずはニュースキャスターの久米宏。すでにTBSアナを辞めてフリーとして活躍していた1981年当時、すでに家庭を持っていたが、不倫相手の女性が久米に妻との離婚を迫り、自殺未遂を図ったのだ。女性の命に別状はなかったものの、黒柳徹子と司会を務めていた『ザ・ベストテン』(TBS系)を、3週間休んだ。わずか3週間である。復帰した9月17日の放送は、その動向に注目が集まったこともあり、番組史上最高の視聴率41.9%(ビデオリサーチ調べ、関東)を記録したという。
『噂の!東京マガジン』(TBS系)の司会で知られたキャスター森本毅郎も、1988年にテレビ局職員との不倫をスクープされた。このときは1か月の謹慎に伴い、打倒『ニュースステーション』をめざして始まった『JNNニュース22プライムタイム』(同系)のキャスターをしばらく休演している。結局同番組は1年で終了。それでも翌年には『東京マガジン』がスタートしている。
