Discordが、ゲームプレイ中のPCへの負荷を抑える「Game Mode」の開発を進めていることが明らかになった。ゲームの起動を検知するとDiscord側のアニメーションや一部エフェクトを抑制し、CPUやGPUの使用量を削減するという。

Discordがゲーミングモード開発中。Electron 42への更新でCPU負荷減少も、メモリ使用量はやや増加

新機能はDiscordの未公開機能などを紹介する非公式Xアカウント「Discord Previews」が報告したもの。公開された画面では設定項目に「Enable Game Mode」が追加されており、ゲームの実行中にDiscordのCPUおよびGPU使用量を削減する機能と説明されている。

その後Discord公式もGame Modeについて反応しており、初期段階の実験的な機能として来週から展開を開始すると説明。今後さらに省リソース化につながる機能を追加していく方針も示している。

Discordはゲームと同時に起動する機会も多い一方、デスクトップ版のリソース消費は以前から改善が進められている。9月にはデスクトップ版で使用するElectronをバージョン42へ更新し、利用方法にも変更を加えたことでCPU使用率の中央値を約17%削減。さらに不要な要素のレンダリングを減らす別の最適化によって、約3%のCPU使用率削減も実現したとしている。

一方、Electron 42への更新ではメモリ使用量の中央値が約4%増加したことも明らかにしている。DiscordはChromiumのメモリ割り当てに上限を設けるなど、以前からゲームと同時利用した際のメモリ消費にも対策を行なっているが、今回明らかになったGame Modeの説明ではCPUとGPU使用量の削減にのみ言及しており、メモリ使用量への効果は現時点では不明。今後追加するとしている省リソース機能でメモリ消費にも手が入るのだろうか。

Discord is working on Game Mode. Once activated, Discord's client will automatically reduce animations and disable effects when it detects a game being played, freeing up CPU and GPU resources that might help your game run smoother. pic.twitter.com/Ul9v9qQqnx- Discord Previews (@DiscordPreviews) September 26, 2026