[9.28 キリンチャレンジカップ 日本 2-1 ベネズエラ Eピース]

 激しい雨が降るスリッピーなピッチコンディションの中、後半開始からゴールを守った。その立ち上がり1分で失点した日本代表GK鈴木彩艶(アストン・ビラ)はその後もキャッチングやハイボールへの対応、ビルドアップなどで“らしくない”ミスを連発。「今日のパフォーマンスは攻守ともにひどかった」と反省しきりだった。

 スリッピーな環境にも「雨が降っていた等々あるけど、この環境に適応することが大事。アジアの戦いだったらもっとピッチが悪いこともある。ピッチどうこうではなく、自分の技術的なミス」と言い訳はしない。失点シーンについても「味方にサイドを切らせて自分がニア側のボールを取るとか、そういう連携ができていたら防げる部分があった」と指摘。「A代表だけでなく、チームでもあること。味方のポジションによって自分のポジションを変えるとか、GKだけでなくフィールド選手と協力してゴールを守るところは上げていかないといけない」と自分自身を見つめた。

 持ち味であるビルドアップに関しても「味方とあまりイメージが合わなかった。もう少し自分のアイデアを共有しないといけない」と、さらにコミュニケーションを深めていく考え。「自分が持つ時間がありながらも、探しどころを探す感じがあって、出しどころを何個か持つことができなかった。そこは反省というか課題というか、しっかり分析しないといけない」と、改善点を列挙した。

 終盤は10人でプレーする時間もあったが、「ボールは持ちたいけど、一人少ないということで、どんどん前からプレッシャーをかけられていた。シンプルにやる意識で一回ボールを切る判断だったりをしたけど、長いボールを蹴るにしても味方にしっかり合わせられるようなボールを蹴れば、おさめてくれる選手もいる。ああいう時間帯の戦い方はもう少し共通意識を持つ必要があったかなと思う」と指摘していた。

(取材・文 西山紘平)