[9.28 キリンチャレンジカップ 日本 2-1 ベネズエラ Eピース]

 10人になって苦しい展開となった試合終盤に大仕事をやってのけた。MF久保建英が後半アディショナルタイムにPKを獲得し、2-1の劇的勝利に貢献。試合後のフラッシュインタビューで「なんとかチャンスがあればと思っていたので、結果勝てて良かった」と喜びを示した。

 日本は1-1の後半36分過ぎ、DF渡辺剛がプレー続行不可能となった。前半にMF熊坂光希が負傷するアクシデントもあった関係ですでに交代枠を使い切っていたため、以降は10人での戦いを強いられた。

 それでも後半45+1分、久保が右サイドかペナルティエリア内に侵入して折り返すと、相手のクリアをエリア内で拾ったところで相手に右足を踏まれた。一度はプレーが続いて反対にベネズエラがPKを獲得したものの、VARの介入を受けて久保に対するファウルが認定。そうして与えられたPKをFW上田綺世が決め、勝利を掴んだ。

 久保は「事故みたいな感じで1人少なくなって守り一辺倒だった」と終盤の時間帯を振り返りながら、チャンスをうかがっていた中で逆転勝利を果たせたことに笑みを浮かべた。

 そのように勝利を掴んだこの日の会場は、2024年に開業したばかりのサッカー専用スタジアムであるエディオンピースウイング広島。2年前の代表活動時にも同スタジアムに感銘を受けていた久保は「めちゃくちゃ良いスタジアムだと思う。新しいしいっぱい埋まっているし距離も近いので、ファン・サポーターの方々の声援も聞こえて力になる」と改めて会場の素晴らしさを示していた。

 今回の代表活動は残り2試合。久保は「アジアカップまで全力で駆け抜けて、この後の2連戦もしっかり勝ってまた次の代表に良い形でみんな集まれるようにしたい」と決意を表明し、次戦以降に目を向けた。