シティの元監督グアルディオラ氏 Photo/Getty Images

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マンチェスター・シティの財務違反認定を受け、ジョゼップ・グアルディオラ元監督が築いた功績にも新たな議論が生まれている。

『The Times』のジャーナリスト、ジョナサン・ノースクロフト氏は、シティの違反問題がグアルディオラ氏の評価にも影響を及ぼす可能性を指摘した。クラブの成功を支えてきた数々の名場面や選手の活躍も、財務規則違反が認定された現状を踏まえて捉え直す必要があるとの見方を示している。

象徴的なのが、2012年にセルヒオ・アグエロ氏が決めたプレミアリーグ優勝を決定づける劇的なゴールである。また、ケヴィン・デ・ブライネの圧倒的なプレイも、シティの黄金期を語るうえで欠かせない。しかし、クラブが規則に反して競争上の優位を得ていたとすれば、こうした歴史的な瞬間をどのように評価するべきなのかという問題が浮かび上がる。

もちろん、クラブの財務上の問題と、監督や選手がピッチ上で示した能力は、必ずしも同じものではない。一方で、補強や選手層の充実がクラブの成功に与えた影響を考えれば、グアルディオラ氏の実績をクラブの問題と切り離して評価できるのかという疑問も残る。

シティの違反問題は、今後の処分だけでなく、クラブが築いてきた歴史や関係者の功績をどう評価するかという難題も突きつけている。グアルディオラ氏が残した戦術的な功績と、クラブの財務問題をどこまで分けて考えるべきなのか。今回の問題は、サッカー界に長く残る議論となりそうだ。