U-20女子W杯で決勝進出を決めた北朝鮮代表 photo/Getty Images

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の女子サッカーが、ユース年代の世界大会で驚異的な実績を残している。2006年から20年間で積み重ねた世界一の回数は、実に7回。ドイツやアメリカといった強豪国を大きく上回る数字だ。

FIFAは24日、公式サイトで北朝鮮の女子ユース代表が築いてきた歴史を特集。U-20女子ワールドカップとU-17女子ワールドカップの両大会で、北朝鮮がいかに世界の頂点に立ち続けてきたのかを紹介している。

その歴史は2006年のU-20女子ワールドカップから始まった。初出場ながら決勝まで勝ち進むと、中国を5-0で破って初優勝。初開催の大会を除き、初出場で優勝した唯一のチームとなり、決勝での5点差も大会記録として残っている。

2008年にはU-17女子ワールドカップでも初優勝を飾り、2016年と2024年には両年代で世界一を達成。さらに2025年のU-17女子ワールドカップではオランダを決勝で3-0と圧倒し、同大会4度目の優勝を果たした。

両大会の通算優勝回数で北朝鮮に続くのは、ドイツ、スペイン、アメリカの3回。北朝鮮はその倍以上となる7回の優勝を記録している。

この強さを支える要素の一つが、世代をまたいだ選手たちの継続性だ。

現在開催されているU-20女子ワールドカップに臨む北朝鮮代表では、21人のメンバーのうち18人が2024年のU-17女子ワールドカップにも出場していた。当時の優勝メンバーが年代を上げ、再び世界一を目指している。

また、チームが強さの理由として挙げているのが「団結」だ。ハン・チョルハク監督はFIFAに対し、他のチーム以上に団結していることが自分たちの強みだと説明。高強度のプレイを可能にする身体的な準備と、それに適した戦術も重要な要素だと語っている。

北朝鮮の挑戦は今大会だけでは終わらない。10月にモロッコで開幕するU-17女子ワールドカップでは、史上初となる3大会連続優勝を狙う。

2006年の初優勝から20年。世界のユース年代で積み重ねてきた実績は、北朝鮮女子サッカーの強さが一つの黄金世代だけによるものではないことを物語っている。