「アブダビの資金援助によって獲得した20のタイトルにアスタリスクがつく」 シティの前代未聞の違反 処分はどこまで及ぶのか
『The Telegraph』によれば、プレミアリーグが告発した115件の規則違反について、独立委員会は114件でシティ側に違反があったと認定したと複数の関係者が明かしている。正確な財務情報の提供、選手や監督への支払い、UEFA規則、収益性と持続可能性に関する規則、調査への協力など5つの分野に及ぶとされる。
仮に今回の判断が最終的に維持されれば、処分は罰金にとどまらない可能性がある。勝ち点剥奪や降格、さらにはプレミアリーグからの除名まで規定上は選択肢に含まれているという。さらに、過去のタイトルを剥奪する可能性や、シティの躍進によってタイトルや賞金を逃したと主張する他クラブから損害賠償を求められる可能性も指摘されている。ただし、現時点で具体的な処分は決まっていない。
今回の問題が重いのは、対象期間にシティがリーグ制覇、カップ制覇、CL制覇を成し遂げている点である。オリバー・ブラウン記者は、この判決によってアブダビ資本の支援を受けて築いた20個の主要タイトルすべてに「アスタリスク」が付くとの見解を示している。「本当に、我々は前例のない領域に足を踏み入れている。これは前例のない罰則を正当化する」と法的判断の重大さも指摘。シティの黄金時代を巡る議論は、ここからさらに長期化する可能性がある。

