【卓球男子】日本が中国との死闘制し60年ぶり金メダル獲得! 張本智和が流れ変え、世界1位・王楚欽を撃破の“2勝” 最後は松島輝空が意地の勝利
卓球男子団体の決勝戦が行われ、日本は中国と対戦。最終第5試合にもつれる死闘となり、張本智和選手や松島輝空選手の躍動で3-2と上回り、見事60年ぶりの金メダルを獲得しました。
日本は第1試合、松島選手が登場。世界ランク1位の王楚欽選手を相手に攻めの姿勢を展開し、第1ゲームを取ります。第2ゲームもラリーで打ち勝ち、優勢に進め、終盤にはチキータやスマッシュなどを決め2ゲーム連取。ただ勝利まであと1ゲームと迫った松島選手でしたが、一転、第3、第4ゲームを接戦の末に落としフルゲームにもつれ込みます。最終第5ゲームも終盤まで互いに点を取り合う激闘に。松島選手は鋭いカウンターなどを決めますが、先にマッチポイントを握られると、あと一歩及ばず2-3(11-5、11-8、9-11、9-11、9-11)で敗れました。
第2試合は張本選手が温瑞博選手と対戦。幸先良く第1ゲームを奪うと、第2ゲームは終盤までリードを許し、粘りを見せるものの落とします。しかし第3ゲームはラリーの駆け引きで勝ち、終盤には強力なスマッシュを立て続けに決めこのゲームを取ります。第4ゲームは相手に5連続ポイントを奪われる劣勢となりますが、終盤9-9と同点に追いつくと、マッチポイントを握り逆転でこのゲームを取り3-1(11-7、8-11、11-4、11-9)で勝利しました。
第3試合は戸上隼輔選手が林詩棟選手と互角の戦い。第1ゲームは序盤のリードを覆され落としますが、第2ゲームはリードを奪うと攻めの姿勢で取り切りタイに戻します。一歩前に出たい第3ゲームも終盤まで互いに点を取り合う状況が続き、戸上選手はわずかに及ばず落とします。ただ第4ゲームも劣勢のまま取られ、1-3(9-11、11-4、7-11、6-11)で敗れました。
あとがなくなった日本は、第4試合で張本選手と王楚欽選手が激突。第1ゲームは互いに精度の高いラリーを打ち合い、中盤から張本選手が連続ポイントでリードすると、終盤でもさらに相手を上回るラリーを展開。ゲームポイントを握り勢いのままこのゲームを取り切ります。第2ゲームはポイントを先取されてもすぐに逆転。ミドルやチキータを決めるなど止まらない勢いで2ゲーム連取します。第3ゲームも安定感をみせる張本選手。ブロックも冴え、中盤で大きくリードすると、ラリーの死闘を制し3-0(11-7、11-4、11-9)でストレート勝ちを飾りました。
次の試合を取ったほうが金メダル獲得となる第5試合。松島選手は温瑞博選手を相手に第1ゲームの中盤からリードを広げます。先手で攻めの姿勢を貫き、鋭いバックハンドなどを決め、このゲームを取ります。第2ゲームは落としますが第3ゲームでも強気の姿勢。チキータなどを決め圧倒し取ります。勝利まであと1ゲームとなった第4ゲーム。序盤に鋭いチキータやフォアのロングサーブ、さらにはスマッシュも決めリードを広げます。勢いに乗る松島選手は、その後もカウンターをギリギリに決めるなどポイントを重ね続け、そのままゲームを奪い3-1(11-7、8-11、11-6、11-8)で勝利しました。
日本は劣勢に立たされながらも張本選手の流れを変える2勝をきっかけに、中国に見事な逆転勝利。アジア競技大会では60年ぶりの金メダルを獲得しました。
▽決勝 日本×中国のオーダー
第1戦 松島輝空×王楚欽 ●2-3(11-5、11-8、9-11、9-11、9-11)
第2戦 張本智和×温瑞博 ○3-1(11-7、8-11、11-4、11-9)
第3戦 戸上隼輔×林詩棟 ●1-3(9-11、11-4、7-11、6-11)
第4戦 張本智和×王楚欽 ○3-0(11-7、11-4、11-9)
第5戦 松島輝空×温瑞博 ○3-1(11-7、8-11、11-6、11-8)
■予選グループリーグ
20日 ○ 3-0 モルディブ
20日 ○ 3-0 ウズベキスタン
■決勝トーナメント
22日 ○ 3-0 カザフスタン(準々決勝)
23日 ○ 3-0 韓国(準決勝)
24日 ○ 3-2 中国(決勝)
