調理用の鍋でモップを洗う

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中国・江蘇省南京市の幼稚園で、複数の園児に昼食を食べている途中や食後に吐き気や嘔吐などの症状が出た問題で、同園の教諭が衛生的に問題がある行為が行われていたことを告発した。中国メディアの九派新聞などが伝えた。

騒動があったのは学期の最終日だった今年6月30日、場所は南京信息工程大学附属幼稚園。保護者は原因について繰り返し説明を求めたが、夏休みを挟んで9月の新学期が始まっても、園側から正式な説明はなかったという。

9月14日、同園の保健教諭兼給食室安全担当で、騒動後に離職した王(ワン)さんは、同園の厨房でさまざまな不衛生な行為が行われていたとSNS上で告発した。王さんによると、野菜を洗うシンクで髪の毛や靴を洗ったり、強い消毒液を使って物品をつけ置き洗いしていた。また、調理用の大鍋の中で下水道の蓋やモップを洗ったりもしていた。王さんは園長に何度も改善を求めたが、是正されなかったという。

王さんが九派新聞に対して示した写真には、給食室のスタッフが、園児や教員の食事を作るための鍋で下水道の鉄製の蓋やモップを洗っている様子がはっきりと写っていた。九派新聞の記者が同園に問い合わせると、対応した職員は「現在、すべて正式な手続きを踏んで対応している。毎日、給食室の管理担当者が現場で監督している」と説明し、園長や総務、厨房スタッフなど、本件に関わった全員が解雇され、新たな職員が入ったことを明かした。

また、「保護者会や保護者委員会で説明し、子どもたちの健康診断の状況についても保護者に伝えている。すでに専門調査チームが設置されており、毎日の活動について保護者に公開している」などと説明した。一方で、6月30日に発生した嘔吐などの問題の原因については「現在も調査・処理中」とし、「クラスの担任に連絡してほしい」とした。

22日、調査チームは本件について「衛生管理に重大な問題があった」と正式に発表した。王さんは「告発するかどうか丸2日考えた」というが、「園児全員のことを知っている。子どもたちに申し訳ないことはできない」と思い、決意を固めたことを明かした。調査チームによる正式な発表を受け、「これで子どもたちが衛生的な食事を食べられる」と安堵したという。(翻訳・編集/北田)