サウジ移籍騒動について言及した堂安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 フランクフルトのMF堂安律は今夏、サウジアラビアのアル・イテハドへの移籍に近づいていたが、契約寸前で破談したと報じられてた。

 日本代表に合流したレフティは、22日の取材でこの件に言及。「行ってもないのにめっちゃ叩かれたんですよ」と切り出し、こう胸中を明かした。

「いろいろ考えました。さっき冗談で叩かれたみたいに言ってましたけど、叩いている奴らの100倍ぐらい僕は考えてるんで、自分のキャリアだし、自分の人生なんで。そんな奴らが思いつくことなんて僕だって頭の中であるし、そこは僕の中で全部整理したつもりですし」

 日本代表の10番は「あんまり僕は相談するタイプじゃないんですけど、いろんな人に話を聞きながら、今回はいろいろな人に聞きながら選んだ道でもあったので」と話し、堂安節でこう言い放った。

「お前が日本を背負うなとか、お前が10番つけんなとか言われたんですけど、全部背負ってやろうかなと思って。真逆を言ってやろうかなと」
 
 だだ、サウジアラビア移籍で悩んだことで、北中米ワールドカップ後にやや乗り切れなかったモチベーションに、もう一度火がついたという。

「一つ言えるのは、この決断をした後の自分の頭がすごくすっきりして、ワールドカップが終わって、ちょっと頭の中でギアが入らへんような、プレシーズンやってる時もなんかスイッチ入らんなと思ってた中で、このなんか悩んだ時期時間があったんで、決断した後はもうすごくすっきりして、今はまた楽しくエネルギーが湧いてる状態です」

 これまで逆境や批判をエネルギーに変えてきた28歳は、もう前を向いている。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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