9回に登板し、40セーブを挙げたマルティネスは雄たけびを上げる(カメラ・小林 泰斗)

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◆JERAセ・リーグ 巨人3-2ヤクルト(20日・東京ドーム

 逆転ゲームをビシャッと締めた。巨人のR・マルティネス投手(29)が雄たけびを上げて捕手の大城と抱き合った。「今日は本当に大事な試合だった。勝てて良かった」。1点差の9回を3人で締め3年連続3度目の40セーブ到達。「日々の練習、準備の成果」と胸を張った。

 試合前時点で首位・阪神と0差の2位。ミーティングで橋上監督代行が言った「残り試合全部勝つ」の思いに燃えた。最速156キロの直球に148キロのスプリットを沈めて2奪三振。自身3度目の大台は岩瀬(中日)、サファテ(ソフトバンク)に次ぐ3人目の偉業となった。

 通算252セーブはNPB3位タイ。外国人初の名球会投手が「理想」にしてきた守護神がサファテだった。「全部を持ったスゴイ投手」と今でも現役時代の動画を見て研究。中日時代の24年から積み上げ、ついに肩を並べた。東京Dでは通算53セーブ目。クルーン(横浜、巨人)を超えて歴代単独トップに立ち「ファンの声援はすごく後押しになる。ホームゲームの利点が東京Dにはある」。この日も4万2413人の大歓声を力に変えた。

 そんな東京Dのお気に入りスポットが大浴場。疲労回復に役立つのはもちろん、お決まりの「イタズラ」がひそかな楽しみになっている。同僚の背後を取った時に必ず水をピュッ!とひとかけ。皆がビックリする反応がたまらない。一緒にブルペンを支える堀田もその中の一人。「ライデルに後ろを取られないように入ってます(笑)」。そんな“かまってちゃん”な一面も愛されている。

 試合後は最優秀中継ぎの初タイトルを決めた田中瑛を心から祝福。「彼であったり他の投手のおかげでセーブできる状況がある。本当に感謝したい」。3年連続4度目のセーブ王は既に確定。あとは優勝というタイトルに突き進む。(堀内 啓太)

 ◆記録メモ ▼…マルティネス(巨)が今季40セーブ目。これで中日時代の24年から、3年連続3度目の40セーブ以上だ。シーズン40セーブ以上を3度は、5度で最多の岩瀬仁紀(中=05~07、09、10年)に次ぎ、サファテ(ソ=15~17年)と並び3人目。3年連続も3人目。

 ▼…通算では252セーブとなり、歴代3位の佐々木主浩(横浜)に並んだ。このうち東京Dで53セーブ。こちらはクルーン(横浜、巨)の52セーブを抜く最多記録となった。