アジア各地からの選手たちへ「WELCOME」…アジア大会開会式でハート形ステージ
愛知・名古屋アジア大会が19日、開幕した。
名古屋市瑞穂公園陸上競技場で行われた開会式で、日本選手団は旗手のレスリング女子・藤波朱理(レスター)、自転車男子・中村輪夢(ウイングアーク1st)を先頭に堂々と行進。20日からは競技が本格的に始まり、日本がメダル量産を狙う競泳などが行われる。
日本選手団は最後に登場
開会式は午後6時、一筋の光が愛知に差し込む映像演出でスタート。直後に始まったカウントダウンがゼロを迎えると、会場から大歓声が上がった。
ハート形のステージの輪郭に沿って配置された電飾が一気に点灯。ファンファーレ調の楽曲に合わせ、色鮮やかなレーザー光が会場を包み込んだ。

羽をまとったドローンが宙を舞う中、ダンサー約250人が様々な陣形から集合と離散を繰り返す姿は、命のつながりと鼓動を表現したものだという。最後は「WELCOME」の人文字を作り、選手団や観客に歓迎の意を伝えた。
選手たちは各国・地域名のアルファベット順に入場。開催国の日本は難民選手団の後、最後の46番目に姿を見せ、ひときわ大きな歓声に笑顔で手を振って応えた。

アジア・オリンピック評議会(OCA)のシェイク・ジョアン会長は「世界が頻繁に対立して分断される中、スポーツは平和、相互理解、国家間の友情のための強い原動力だ」と強調し、選手たちに訴えた。「大小様々な国、都市部から農村部まで、何百万人もの若者が見守っている。あなた方がこの舞台で見せるものが、彼らに可能性とは何かを語りかける」
