KRY山口放送

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海外で質の高いインフラのプロジェクトに携わった企業に贈られる賞を山口県下松市の企業が受賞し、村岡知事に報告しました。

県庁を訪れたのは土木資材を製造、販売している下松市の「多機能フィルター」です。多機能フィルターが製造する「のり面」を保護するマットは、独自の不織布の構造を持ち、地表面と不織布が密着、土壌の浸食を防ぎます。また、不織布と植物の種を一体化させたマットでは植物が根を張るため、より、「のり面」を保護する効果が高いということです。

今回、多機能フィルターは日本企業の海外でのインフラ事業を表彰する「JAPANコンストラクション国際賞」のうち、「中堅・中小建設企業部門」を受賞しました。気候変動による災害リスクが高まっている中多機能フィルターはJICAの事業として、フィリピンの山岳道路でのり面を保護するマットの普及、実証に取り組みました。そのなかで、植物の種を現地調達し保護マットを作ることで、輸入コスト削減と地域産業の振興に貢献したことなどが評価されました。

(多機能フィルター 志賀 弘征 社長)
「日本だけでなくて気候変動によるゲリラ豪雨とか土砂災害が多発している」
「少しでも私たちのこういう技術が活躍できるようになってくれば 災害で人が命を失うようなことが少なくなればと考えております」

山口県の企業でJAPANコンストラクション国際賞の「中堅・中小建設企業部門」を受賞したのは多機能フィルターが初めてということです。