大雨被害の石川・羽咋市で国道415号が通行再開 客足遠のいた直売所は… 稲全滅の農家は…
石川県羽咋市などを襲った記録的な大雨から約3週間。邑知潟周辺の冠水が解消した羽咋市では、道路が崩壊した国道415号で18日、通行が再開されました。
大雨で道路が崩壊し、通行止めが続いていた石川県羽咋市神子原町の国道415号。
今月7日。通行止め区間の手前にある農産物の直売所を訪れると…
■神子の里・武藤 一樹 代表:
「お客さんの数で言うと通常運転の半分くらい。よくて半数ぐらい」
■神子の里・武藤 一樹 代表:
「普段だったらこんなに残らないですからね」「朝からみんな頑張って収穫して持ってきているんですけど、お客さんさえくれば売る自信もあるんですけど、本当にここは辛いところですね」
通行止めの区間は、集落から先、富山県境にかけての約2キロ。年間の半数を占める氷見市からの客足が、一気に遠のきました。
羽咋市内から直売所までの道は通行できましたが…
■神子の里・武藤 一樹 代表:
「通行止めという表示ありますよね。通り抜けられないから。そこでUターンしていっちゃうんです。皆さん。(Q. ここまでは来れる?) 一応来れるのに、神子原まで来れるという表示がなくて」
それでも直売所「神子の里」は、時間を短縮しながら営業を継続してきました。
■神子の里・武藤 一樹 代表:
「先が見えないと、それこそ休業していたほうがいいということになるんです。なんですけど、やっぱり頑張っているから、地域の皆さんも、私たちもやっぱりここ神子原はくじけないぞという思いもありますし」
そして18日。片側交互で国道が通行再開となりました。
■神子の里・小櫻 広 店長:
「私どもの災害を気にして『ことしのお米どう?』って、『あんたのとこの店は大丈夫だったの?』って、たくさんの声を頂きました。それを力にして今以上に頑張っていかなければと思いました」
「神子原米」の新米発売を控える中、直売所は19日から通常営業に戻すということです。
一方、大雨による河川の増水で、田畑の冠水が続いていた邑知潟周辺は、冠水は解消されましたが、3週間近く水に浸かっていた稲は茶色く変色し、全滅の状態です。
■農家は:
「皆さんのご協力によって水が引いたのは大変うれしいけれども、お米は全部だめになってしまったので、そこは残念だなと思っています」「ごみを撤去するというのが今後、必要になってくる」
冠水した田畑は、羽咋市など4市町合わせて約400ヘクタール。
石川県によりますと、被害金額は、現時点で稲とソバを合せて65億円に上っています。
