テレビ信州

写真拡大 (全3枚)

モモやウメなどの木を食い荒らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が17日、長野県辰野町で確認されました。これを受けて、近隣の伊那市にあるサクラの名所、高遠城址公園では18日、緊急のパトロールが行われました。

「天下第一の桜」として知られる伊那市の高遠城址公園。その名所を脅かす恐れのある特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」。

伊那市の関係者
「(存在は)もちろん知っていたので、いよいよ長野県に入ってきたかなという気持ちですね」

県と市が共同で行ったパトロールは、近隣の上伊那郡辰野町でクビアカツヤカミキリの成虫が確認されたことを受け、急きょ実施されました。
探していたのは、幼虫が排出するふんや木くずが混ざった「フラス」です。幹や根元に大量にたまっていると、幼虫が潜んでいる可能性があるということです。

県内では今年7月に、佐久市でクビアカツヤカミキリの死骸が初めて確認されました。これまでに2市4町でクビアカツヤカミキリが確認され、このうち樹木の被害は2市2町あわせて275本に上っています。

県上伊那地域振興局環境・廃棄物対策課 堀内孝信 課長
「被害が起きた時に、影響が大きい所を重点的にピックアップした中で、パトロールをしている状況」

18日のパトロールでクビアカツヤカミキリは確認されなかったということです。県や市町村などは、被害を見つけたらすぐに連絡してほしいと呼び掛けています。