愛知・名古屋アジア大会は19日に開会式が行われる【写真:ロイター】

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19日にいよいよ開幕

 愛知・名古屋アジア大会は19日に開幕する。既に一部競技が始まっているが、大会運営の不手際をインドメディアが批判的に指摘している。

「カオス、不平不満、危機:愛知・名古屋のアジア大会がいかに日本の完璧さとは異なる見方を生み出したか」という刺激的なタイトルで記事を掲載したのは、インドのスポーツ専門誌「スポーツスター」だった。

 ウトゥラ・ガネーサン記者による署名記事。「長年、日本は完璧さの代名詞であり、可能な限り細部まで徹底して計画を立てる国だった。しかし、愛知・名古屋アジア大会が、その名声を揺るがしかねない事態となっている」と書き出している。

「最初は囁かれる程度の懸念から始まったが、五輪を凌ぐ規模の大会に対する都市と主催者の準備不足について、やがて様々な方面から大きな声が上がるようになった。各国の五輪委員会の代表者たちが、選手や役員向けの環境や施設について密かに懸念を表明したことで、その問題はいよいよ差し迫ったものとなった」とし、具体的な事例を挙げた。

「ボート競技の選手を含むインド選手団の第1陣は、現地に到着したものの提供されるはずの宿泊施設の確保に難航し、食事などの手配も一切ないまま12時間近くも待たされることになった」とし、「役員たちの状況も同様に酷いものだった。少し周囲に聞き込みをしただけで、複数の国の選手たちが同じような目に遭っており、これが例外ではなく常態化しつつあることが明らかになった」と説明する。

 他にもコンテナ型宿舎に対して韓国選手らが「助けてください」と訴えたことや、韓国とカタールのサッカー代表チームのバスが誤って野球場に連れていかれたことにも触れた。

 同記者はボランティアの存在をポジティブに捉えているものの、圧倒的に数が少ないと指摘。「日本はそれでも、この大会をなんとかやり遂げるかもしれない。しかし、『完璧である』という神話はすでに崩れ去ってしまった」と結んでいる。

(THE ANSWER編集部)