男性がハチの群れに襲われ全身に約1000本の毒針、3時間かけて取り除く-中国
中国中部湖北省・嘉魚県の王さんが最近散歩中にハチの群れに襲われ、全身に約1000本の毒針が残り、大量のハチ毒が血液に入り、多臓器損傷のリスクにさらされました。地元の病院で緊急処置をおこなった後、王さんは湖北省の中心地にある武漢大学人民病院に緊急搬送されました。
患者が武漢の病院に搬送された際、頭部、顔面、唇、手の甲などにびっしりと黒い毒針があり、見た目で約1000本と推定されました。ハチの針には「返し」と毒嚢(どくのう)があり、皮膚に刺さると毒液を継続的に放出するため、迅速な処置をしなければなりません。
病院の救急科は迅速に専門治療チームを立ち上げ、1人の医師と2人の看護師で「針抜きチーム」を編成。拡大鏡、精密ピンセット、注射針を使用して3時間かけて毒針を1本ずつ取り除き、その後、医療チームは連続勤務で総合治療をおこない、患者を危険な状態から救いました。
医師によると、ハチの毒の危害は局所的な皮膚損傷にとどまらず、二重の損傷メカニズムが存在し、軽視してはならないものです。一つはアレルギー性損傷です。ハチ毒に対してアナフィラキシーショックを起こす人もおり、重症の場合は急速に喉頭浮腫に進行して致死率が高くなります。もう一つは毒素による中毒性損傷です。ハチの群れに複数回刺されると、大量の毒素が血液に入り、肝細胞や骨格筋細胞を傷つけ、急性腎障害を引き起こすおそれもあり、遅発性の健康リスクが高いということです。(提供/CGTN Japanese)

