Bジェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:ロイター】

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地元識者が絶賛する岡本の順応性と貢献度「指標がすべて数字に」

 ブルージェイズ岡本和真内野手が披露している主砲級の活躍に対し、地元メディアから絶賛の声が上がっている。カナダのスポーツコメンテーターであるダン・リッキオ氏が、地元専門メディア「ブルージェイズ・ネーション」の番組内で岡本の存在感の大きさを強調。「今季の彼の33本塁打がなかったら、チームが今どうなっていたか分からない」と、打線を引っ張る姿勢を高く評価した。

 ポッドキャスト番組「Off the Roster」の共同司会を務めるリッキオ氏は、15日(日本時間16日)に投稿された動画のなかで、メジャー1年目に挑んでいる岡本のデータ面の変化に注目。「四球率は良くなっています。三振率も下がっています。シーズンが進むなかで、カズマ・オカモトに見たいと思う指標が、すべて数字に表れています」と語り、北米の環境に確実に順応している様子を分析した。

 岡本は今季、4年総額6000万ドル(約93億円)の契約でブルージェイズに入団。ここまで146試合に出場し、打率.236、33本塁打、88打点、OPS.776をマークしている。6月には月間打率.286、7本塁打、20打点の成績でア・リーグ月間最優秀新人に選出されたほか、8月には球団の新人最多本塁打記録を更新する25号を放つなど、シーズンを通して主力を張ってきた。特に9月に入ってからは48打数15安打の打率.313、5本塁打、10打点、OPS1.065と絶好調を維持している。

 一方で、リッキオ氏は今季スランプに苦しみ、直近で復調の兆しを見せている主砲ブラディミール・ゲレーロJr.内野手に対しては厳しい視線を送っている。14年総額5億ドル(約775億円)の巨額契約を結んでいるゲレーロJr.は、今季ここまで打率.261、9本塁打、56打点、OPS.693と本来の打撃からは程遠い数字にとどまっている。

 9月の13試合で長打率.521を記録し、ファンから復調を称える声が出ていることに対し、リッキオ氏は「みんながブラッドをやたら持ち上げて『9月は長打率.521だ』みたいに言っていました。はいはい、という感じです。でも、その長打はすべて3試合に集中して出たものです。9月の13試合中3試合に過ぎません」と一蹴した。

 続けて「オカモトはこの打線を牽引してきた選手の一人です。(アレハンドロ・)カークや(ジョージ・)スプリンガーでさえも、今季それぞれ違う時期にこの打線を引っ張ってきました。しかしブラッドはそうではありません。この2週間で何試合か良かったからといって、やたら持ち上げるのはやめてください。だって彼は5億ドルももらっているんです。それくらいはやって当然。自分の仕事をしろ、ということです」と語り、チームの最高給取りとしての責任を果たすよう求めた。

 シーズン終盤に入り、さらにギアを上げている岡本。巨額の契約を結ぶ主砲の不振を補って余りある勝負強さと本塁打力は、現地メディアやファンの心を掴んで離さない。(Full-Count編集部)