福岡県の補助金で海外視察などの13議連、活動停止へ…解散はせず来春の改選まで想定か
福岡県議の任意団体「議員連盟(議連)」を巡り、県から補助金の支出を受けていた13議連全てが9月定例会中にも活動を停止する方針を固めたことがわかった。
県議による高額な海外視察などへの批判の高まりを受け、県は補助金を廃止する方向で検討しており、議連自体も活動を取りやめる。
関係者によると、各議連が順次、役員会で停止を決定している。解散ではなく、来春の改選までを想定しているとみられる。
議連はスポーツの国際大会誘致や相手国との友好など、特定の目的のために議員で構成。一般的には所属議員の会費で活動費が賄われるが、福岡県では1973年に議連への補助金が予算計上された記録がある。2021~25年度には13議連に計約4365万円が支給された。都道府県で補助金を予算計上するのは福岡のみで、海外活動の旅費や交際費などに使われていたという。
県議の海外視察を巡っては、高額な費用のほか、議連で訪問したタイでの懇親会で複数の議員が映画「タイタニック」のワンシーンを再現した写真がSNSで拡散するなどし、批判が殺到した。大島道人議長は「議連の活動を検証し、それが終わるまで凍結する」としている。
