とにかく目立ちたい! 『ランボルギーニ・ウルスSE』でクラシックカー&愛犬を運ぶ英国在住オーナー
800psのスーパーSUVで旧車を牽引
「わたしの知る限り、英国で牽引バーを装備しているウルスはわたしのクルマだけです」と英国在住のリッチ・ブリッグス=プライスさんは語る。
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実際のところ、英国内でトレーラーを牽引するウルスは時折目にするが、リッチさんの主張を否定するつもりはない。いずれにしても、珍しいことに変わりはないのだ。

リッチ・ブリッグス=プライスさんのランボルギーニ・ウルスSE AUTOCAR
今年4月、リッチさんが新車のランボルギーニ『ウルスSE』(Sおよびペルフォルマンテモデルの後継となるプラグインハイブリッド車)に牽引バーの取り付けを依頼した際、ディーラーはそのオプションが用意されているか工場に確認する必要があった。
「用意されていて本当によかったです。地元のショーにクラシックカーを運ぶのにウルスが必要ですからね」とリッチさんは説明する。
「例えば、先週末は、1963年式のアウトウニオン製3気筒2ストロークのレーシングカーをショー会場まで牽引するのにウルスを使いました。でも、牽引バーよりも重要なのは、長年にわたりスーパーカーを所有してきたわたしが、単なる2シーターではなく、家族の中で最も大切な一員であるプードルのディランを乗せられるクルマが欲しかったということです」
もう歳だから、派手なものはこれで最後
気になる人のために補足すると、リッチさんのコレクションには、2台のアウトウニオン、3台のベントレー、マセラティ・クアトロポルテ、ランチア・ベータ・ヴォルメックス・クーペ、そして特にお気に入りのトライアンフ・スタッグなどがある。しかし、彼は1年の半分を米国フロリダ州で過ごしているため、これらを運転する機会はほとんどないという。
ただし、ウルスはそうではない。購入してまだ数週間しか経っていないが、家族らがすでに800kmを走行している。それほど長い距離ではないが、すべて近場での走行だ。リッチさんを喜ばせたのは、走るたびに注目を集めることだ。

リッチ・ブリッグス=プライスさんのランボルギーニ・ウルスSE AUTOCAR
「もういい歳なので、派手なものを欲しがるのもこれが最後だろうと思いました。だからディーラーで注文する際、できる限り派手にしようと考え、グリーンとオレンジのツートンカラーにしたんです」
「ランボルギーニには20種類ほどのグリーンがあると思いますが、最も明るく蛍光色らしい色を選びました。そして、とにかく目立つようにしたかったので、外装にも内装にもオレンジのアクセントをたくさん施してもらいました」
「ただ、ランボルギーニのディーラーは価格を吊り上げるのが上手いんですよ。ドアハンドルをブラックにしたり、ホイールアーチのトリムを光沢仕上げにしたりするだけで追加料金がかかるんです!」
愛犬ディランは他のクルマに乗りたがらない?
このウルスSEはリッチさんのクルマだが、彼自身が実際に運転したのはたった15km程度だという。
「大した距離ではありませんが、いい買い物をしたと確信できました。SUVのようなプロポーションにもかかわらず、その走りは紛れもなくスーパーカーそのものです。そして、確かにランボルギーニのエンブレムも欲しかったのですがが、快適性も求めていました。実際、とても快適ですよ」

リッチ・ブリッグス=プライスさんのランボルギーニ・ウルスSE AUTOCAR
「もちろん、新車なので価値が大きく下がるだろうということは分かっています。まさにその理由で、ここ数年は新車を買っていませんでした。でも、わたし達家族にとってはこれが最後のチャンスでした。だから『大損するかどうかは別として、とにかく新車を買おう』と思ったんです」
筆者はリッチさんに、運が味方しているかもしれないと伝えた。英国の自動車データ専門会社Cazanaによると、ウルスは3年落ち、約5万km走行という状態でも、新車価格より10%高く売却できる。新車の中でも特に価値の下落が緩やかなモデルなのである。
しかし、彼は確信が持てない様子だった。
「何かを買い替える時って、いつも一番損するものを手にしてしまうんですよ。自分のクルマはいつも誰も欲しがらない色ですし、ライムグリーンとオレンジを欲しがる人なんてそうそういないでしょう! それでも、少なくとも今のところは、楽しすぎてそんなこと気にしていません。それに、ディランは他のクルマには絶対に乗りたがらないんです」

