「根回しなし」「忖度なし」“ガチンコ”県議会は答弁中断も 知事「初めての経験」 福岡
服部知事が、議員との間で「根回しをしない」と宣言した福岡県議会の代表質問が始まりました。
■松永悠作記者
「服部知事が、答弁のすり合わせはしないと表明して初めての代表質問が始まります。ガチンコの議論はどのように進むのでしょうか。」
最初に代表質問に立つ最大会派、自民党県議団の渡辺勝将会長は。
■自民党県議団・渡辺勝将会長
Qすり合わせなしは?
「きのう、寝たの5時です。」
服部知事は「県議会とのいびつな関係を見直す」として根回しの廃止を表明しました。
県の職員は議員に質問内容を確認したあと、知事の答弁案を1度メールで送るのみで、すり合わせはしないとしています。
午前11時、代表質問が始まりました。
■自民・渡辺勝将県議
「(ワンヘルス政策について)知事自らが分かりやすく説明してこなかったのか、はなはだ疑問であります。」
ワンヘルス政策について“根回しなし”の質問が飛ぶと。
■服部知事
「それから、ワンヘルスにつきまして。」
県の担当者が知事のもとに駆け寄り、答弁は一時中断。
■服部知事
「失礼しました。」
知事の答弁中、後ろの職員が慌ただしく何かを調べている様子も見られました。
さらに、ほかの質問でも。
答弁の中断は1度だけではなく、複数回繰り返されました。
■服部知事
「初めての経験ということもありまして、時間がかかっている面もございます。こういった点について、さらに改善を図ってまいりたい。」
■自民・渡辺県議
「生の感覚というか、知事が何も知らない中で、きょうみたいなことを知事が求めているのであれば、議会が動いているということについては悪くはないと思います。」
忖度(そんたく)なしの議論が県民の信頼回復につながるのでしょうか。代表質問は17日まで続きます。
【大島議長が示した6つの約束】
信頼回復の取り組みの先頭に立つ、福岡県議会の大島道人 新議長は、9月9日の就任時に「6つの約束」を表明しました。
①金銭授受疑惑の解明に全面的に協力します
②政治倫理条例の制定を目指します
③議会自身のあり方を見直します
④議長任期中、海外活動は実施しません
⑤議会と執行部との時代に即した新たな関係を構築します
⑥ワンヘルス施策について議会として議論を尽くします
「金銭授受の解明に協力する」や「政治倫理条例の制定を目指す」など、県議会の透明性を高め、県民からの信頼を取り戻すためのものです。
このうち、「議会自身のあり方を見直す」については、議員の報酬や定数、選挙区の見直し、そして議会が果たす役割などを検討するという内容です。
その結論については、2031年の統一選挙への反映を目指すとしています。
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年9月15日午後3時50分すぎ放送
