フィリピン南部の歴史的選挙で銃撃相次ぐ 前日13日に3人死亡・15人負傷 14日朝に投票所で警察官含む3人ケガ

写真拡大

日本も選挙監視団を派遣しているフィリピン南部の初めての議会選挙をめぐり、銃撃事件が相次ぎ、20人以上が死傷しました。

イスラム教徒が多く暮らすバンサモロ自治地域では14日、およそ240万人の有権者が80人の議員を選ぶ初めての議会選挙が行われています。

この地域では1970年代から、イスラム系武装勢力と政府との衝突で12万人以上が犠牲となりました。

2014年の和平合意を受けて暫定の自治政府が発足し、今回の選挙は、住民に選ばれた議会による統治へ移行する重要な節目です。

また日本政府も、公正で平和な選挙を後押しするため17人の監視団を派遣しています。

しかし、選挙前日の13日には銃撃で3人が死亡し、15人がけがをしたほか、14日朝にも投票所で銃撃があり、警察官を含む3人がけがをしました。

投票が一時中断されるなど、歴史的な選挙は厳しい治安状況の中で行われています。