U23アジア杯制覇を知る大関友翔、再び頂点へ「一体感、結束力が大事」短期決戦支える“大岩体制”への信頼
“ロス五輪世代”を牽引してきたMF大関友翔(川崎F)が、自国開催のアジア競技大会を心待ちにしている。13日に豊田市内で行われたU-21日本代表の始動後、「発表から時間もあったので、すごく準備もしてきた。気持ちのところもコンディションのところも準備してきたので、すごくワクワクしている」と胸を躍らせた。
2005年2月生まれの大関は、今大会のチームでは最年長世代にあたる。世代別代表の常連として、24年のAFC U20アジアカップ予選、25年の本大会を経験。同年7月のEAFF E-1選手権でA代表デビューを飾ると、秋には背番号10をつけてU-20ワールドカップにも出場した。今年1月のAFC U23アジア杯では、“ロス五輪世代”の主軸として大会3得点。中国との決勝でもゴールを決め、日本の大会連覇と3度目のアジア制覇に大きく貢献した。
今大会のメンバーではGKピサノアレックス幸冬堀尾(名古屋)とともに前年のE-1選手権でもアジアの舞台も経験した。大関は「年齢も上ですし、E-1も経験させてもらって、U23アジア杯もやってきた。しっかりとリーダーシップを取れるようにやろうとは思っている」と自覚を口にした。
来年3月からA代表を率いることが決まっている大岩剛監督に、直接アピールできる舞台でもある。「チャンスだと捉えているし、オリンピック世代からA代表に入っていく選手は多い。A代表の監督になる人に直接見てもらう機会はそんなにないと思う」。その一方で、個人の評価だけに意識を向けることはない。「しっかりとアピールしつつ、ただ代表選手なので。まずはチームの勝利に貢献することを考えてやりたい」と力を込めた。
日本は近年のアジア大会で2大会連続の準優勝。地元開催の利を得られる今回は、10年以来となる頂点だけを見据える。「ここで優勝を逃しているようでは、オリンピック予選も、枠が減っている中で勝ち上がれない。アジアではしっかりと自分たちが一番強いというのを示したい」。個人としても「ゴールとアシスト、目に見える結果」を残す覚悟だ。
短期決戦の戦い方は、1月のアジア制覇で身をもって学んだ。大関が重要性を強調したのは「チームの一体感、結束力」。過密日程の大会を同じ11人だけで戦い抜くことはできない。「誰が出ても、出ていない選手もそうだけど、チーム全員で戦うというのが、(U23)アジア杯ではすごく大事だと感じた」と振り返る。
そのまとまりを支えているのが、大岩監督や羽田憲司コーチ、越智滋之コーチを始めとする“大岩体制”スタッフ陣の細やかなマネジメントだ。試合中はチーム全体に働きかける一方、練習では大岩監督やコーチ陣が合間を見つけ、一人ひとりと直接言葉を交わしている。
「個々で試合の振り返りだったり、『こういうプレーが良かった』『こういうプレーは改善したほうが良かった』と話せる。短期決戦で次の試合がすぐ来る中では、そういうことが大事」。選手との対話を重ね、短期間で一つの集団をつくり上げる大岩監督とスタッフ陣。その強みをアジア制覇で実感した最年長世代の司令塔が、再びアジアの頂点を目指す。
(取材・文 石川祐介)
2005年2月生まれの大関は、今大会のチームでは最年長世代にあたる。世代別代表の常連として、24年のAFC U20アジアカップ予選、25年の本大会を経験。同年7月のEAFF E-1選手権でA代表デビューを飾ると、秋には背番号10をつけてU-20ワールドカップにも出場した。今年1月のAFC U23アジア杯では、“ロス五輪世代”の主軸として大会3得点。中国との決勝でもゴールを決め、日本の大会連覇と3度目のアジア制覇に大きく貢献した。
来年3月からA代表を率いることが決まっている大岩剛監督に、直接アピールできる舞台でもある。「チャンスだと捉えているし、オリンピック世代からA代表に入っていく選手は多い。A代表の監督になる人に直接見てもらう機会はそんなにないと思う」。その一方で、個人の評価だけに意識を向けることはない。「しっかりとアピールしつつ、ただ代表選手なので。まずはチームの勝利に貢献することを考えてやりたい」と力を込めた。
日本は近年のアジア大会で2大会連続の準優勝。地元開催の利を得られる今回は、10年以来となる頂点だけを見据える。「ここで優勝を逃しているようでは、オリンピック予選も、枠が減っている中で勝ち上がれない。アジアではしっかりと自分たちが一番強いというのを示したい」。個人としても「ゴールとアシスト、目に見える結果」を残す覚悟だ。
短期決戦の戦い方は、1月のアジア制覇で身をもって学んだ。大関が重要性を強調したのは「チームの一体感、結束力」。過密日程の大会を同じ11人だけで戦い抜くことはできない。「誰が出ても、出ていない選手もそうだけど、チーム全員で戦うというのが、(U23)アジア杯ではすごく大事だと感じた」と振り返る。
そのまとまりを支えているのが、大岩監督や羽田憲司コーチ、越智滋之コーチを始めとする“大岩体制”スタッフ陣の細やかなマネジメントだ。試合中はチーム全体に働きかける一方、練習では大岩監督やコーチ陣が合間を見つけ、一人ひとりと直接言葉を交わしている。
「個々で試合の振り返りだったり、『こういうプレーが良かった』『こういうプレーは改善したほうが良かった』と話せる。短期決戦で次の試合がすぐ来る中では、そういうことが大事」。選手との対話を重ね、短期間で一つの集団をつくり上げる大岩監督とスタッフ陣。その強みをアジア制覇で実感した最年長世代の司令塔が、再びアジアの頂点を目指す。
(取材・文 石川祐介)

