【武田久美子】「サンゴショット」の衝撃!医学生の娘を育て上げた“ノータッチ”教育論

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1982年、映画「ハイティーン・ブギ」(主演:近藤真彦)のヒロイン・桃子役を演じ、スクリーンデビューした武田久美子さん。妖精のような美しさが話題となり、一躍トップスターに躍り出た。
90年代に入ると、写真集でセクシーなビジュアルを惜しげもなく披露。「My Dear Stephanie」(ワニブックス)で見せた“貝殻ビキニ”は、グラビア界の伝説と化している。
そして58歳になった今、23年ぶりの写真集「Sango」(講談社)を出版。“貝殻ビキニ”を超える⁉衝撃のセクシーショットは必見だ。

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「テレ東プラス」は、武田にインタビュー。前後編にわたって、写真集に込めた思い、アメリカのメディカルスクールに通う愛娘との関係、ストイックなライフスタイルについて語ってもらった。

お告げのようにひらめいた“サンゴ”



--ファン待望! 23年ぶりの写真集となりました。見る側に何かを訴えるような華麗なポージングの数々から、武田さんの決意がビンビンに感じられますが、今の思いをお聞かせください。

「久しぶりの写真集ですが、この23年間できなかったこと、ブランクをあまり感じさせないように頑張りたい…ということを目指しました。体型維持は普段からやっているので、特別なトレーニングはしていませんが、習っているバレエのレッスンを週3回から4回に増やし、ウォーキングをプラスして“1ミリでもメリハリをつけたい”と思って挑みました」

--年を重ねるといろいろなことをあきらめてしまいがちですが、ビジュアルを保ち続ける上での秘訣は?

「私の中で、できる限り“見た目を変えたくない”という思いがあります。年を取りたくないというのとはまた違いますが、20歳ぐらいからずっとそう思っていて、おそらく体のサイズと体重は、若い頃とほとんど変わっていないはずです。出産した時も、すぐに戻しました」

 


--石垣島での撮影でしたが、振り返って印象に残っていることは?

「スタッフの皆さんの意見で、“私には海が似合う”ということで、石垣島に決まりました。撮影は3月上旬でしたが、ものすごく寒くて。ビキニを着て笑顔で写っていますけど(笑)、人生で一番寒いロケだったんじゃないかな? しかも風が強くて、砂嵐の中での撮影だったんですよ」

--そんな過酷さがまったく感じられないところがまた、武田さんのすごさでもあります。大胆なポージングや驚くようなショットが満載ですが、そのアイデアはどのように生まれるのでしょう。

「ポージングは即興ですね。以前からやってきたことですし、ビジュアル専門家みたいな人間なので(笑)、“最高傑作を作りたい”という思いで取り組んでいます」

--中でも、サンゴを使った大胆すぎるショットに驚きました。そしてとても素敵です!

「サンゴは私のアイデアです。お告げのようにひらめきました(笑)」

--伝説の“貝殻ビキニ”を彷彿とさせるというか…。

「もう、そういうインパクトはなくてもいいのかなと思ったんですけど、撮影最終日の前の晩、スタッフの皆さんと話をする中で“何かできないかな”と考えて…“サンゴだ!”と」

--武田さんの“本気”が詰まっている写真集なのですね。

「年齢的に『誰が見るの?』といった悪口を言う人もいると思うんですよ。そういう人たちの度肝を抜くような作品にしたいという思いはありました。私が今出せる、最大限のビジュアルを出し切りました」

--同世代の女性にもエンパワーメントする写真集になっていると思います。

「同世代の皆さんには、“ちょっと頑張れば、スタイルは絶対に変わる”ということを伝えたいです。今は自撮りをするなど、写真が生活の一部になっているので、ポーズを撮る時の参考にしてもらうのもいいかなと。水着にならなくても大丈夫ですので(笑)」

--お気に入りのショットを教えていただけますか?

「ものすごい数の中から厳選しているので、ほぼ全部なんですけど、強いて挙げるなら、水色のビキニのショットかな。23年前の写真と比べても、今回の方が良かったんじゃないかなと思います。ビキニは一番スタイルが出るので、頑張ったなと」

--ビジュアルが変わらないようにずっと努力しているそうですが、武田さんが“これだけはしない”と決めていることはありますか。

「日に当たらないことです。日差しの強い時期は、バンパイアのような生活を送っています(笑)。外出する時は日焼け止めを塗り、日傘と手袋は必須、買い物やごみ出しは日が暮れてから。また、どんなに疲れていてもシャワーを浴びずに寝たり、顔を洗わずに寝ることは絶対にしません。常に体を清潔に保っています。
食事は、毎日ほぼ同じものを食べているかもしれません。朝は納豆ご飯、昼は好きなものをいただきますが、油ものは控えています」

娘の進学も「ノータッチ」 アメリカでの子育て



--武田さんは結婚で渡米。アメリカでの出産・子育てを経験しています。異国の地での子育ては、ご苦労もあったのでは?

「娘が赤ちゃんの頃は、助けがなかったことがつらかったです。毎日のように『もし私に何か起きてしまったら、この子はどうなるのか』と考えてしまって…。周りに頼れる人がいないのは、本当に大変なことで。
今は娘も大きくなり、知り合いもたくさんいますが、移り住んだばかりの頃はお友達もいなかったですからね。子育てに追われて、毎日緊張していました。
娘は、約10年間クラシックバレエとフィギュアスケートを習っていたので、私も習い事にかかりきり。寝る時間を確保するのもやっとだったので、本当に忙しかったです」

--去年、一人娘のソフィアさんがアメリカのメディカルスクールに進学したそうですが、ソフィアさんが何か迷ったり選んだりする時、武田さんはどんなアドバイスをしたのでしょう。

「あまり親の言うことを聞かない子で、必ず私が勧めこととは違う方を選ぶんです(笑)。
ですから私は、1度も『勉強しなさい』と言ったことがない。だからこそ彼女は、思い切り勉強したのではないかと思っています。
他のお子様にこの手が通用するかどうかは分かりませんが、成績は悪くなかったので、勉強に関してはノータッチでした。進路も全部本人が決めて、手続きも自分でしていましたね。
アメリカでは、メディカルスクールに行かないと医師になれないので、16歳の頃からずっと『メディカルスクールに行きたい』と言っていました。反抗期もしっかりあり、私の言うことを全然聞かなかったんですけど、怒っても仕方がないので、放っておきました(笑)」

▲一人娘のソフィアさんと 武田久美子Instagramより

--武田さんとソフィアさんは今、どんなご関係ですか?

「娘は5、6年前からは想像もつかないぐらい、20歳を過ぎた頃からどんどん成長して、丸くなりました。母の日はどこかへ連れて行ってくれますし、手紙やカードを書いてプレゼントしてくれます。今は頻繁に連絡を取り合っています」

--ソフィアさんの今後のご活躍も楽しみですね!

「とにかく勉強が好きな子なんですよ。塾にも行かず家庭教師もつけず、すべて独学。分からないことがあったらGoogleに聞いて勉強をしていたようです。私に聞いたところで分からないから、自分がしっかりするしかないと思ったのかもしれません(笑)。ですから親は、しっかりしていない方がいいのかもしれないですね」

インタビュー後編は、9月24日(木)昼12時に公開。映画「ハイティーン・ブギ」の裏話やアイドル時代の葛藤、ビジュアルクイーンへの道のりなど、話を聞く。

【武田久美子 プロフィール】
愛知県生まれ。’82年に映画『ハイティーン・ブギ』で女優デビュー。歌手としても活躍しながら、数々の写真集を発表し大ヒットを記録。’99年にアメリカに移住し、現在はサンディエゴ在住。美のカリスマとして、女性たちからの支持も集めている。

(取材・文/伊沢晶子)