Appleの新型iPhoneが発表された。中でも注目を集めているのが、Apple初となる折りたたみ式の「iPhone Duo」だ。『ABEMA Prime』では、現地アメリカでAppleの発表会を取材したスマホジャーナリストの石川温氏を迎え、その実力と価格について考えた。

【映像】発表されたばかりのiPhone Duo(別カット)

■「非常に完成度が高い」Apple初の折りたたみ

 石川氏は実機を触った感想について、「Appleは今回初めての折りたたみだが、非常に完成度が高い。ハードもOSも作っているので、折りたたみであってもストレスなく快適に使える」と語る。

 他社製品との違いについては、「折りたたみスマホは折り目が結構目立つが、今回のiPhoneではそんなに折り目がない。OSも使い勝手が良く、2つのアプリを同時に起動してファイルのやり取りをするなど、トータルの操作感はAndroidの折りたたみに比べて良くなっている」と説明。「閉じた状態で表示しているものを開くと、その続きが表示される。閉じても開いても継続して同じアプリを使えるのは快適だ」と続けた。

■最低36万円「一般の人に幅広く勧められるか」

 気になるのは価格だ。最低価格は36万円から、512GBだと57万円になるという。石川氏は「高すぎる」としつつ、「仕事柄買うことにはしているが、一般の人に幅広く勧められるかというと、スマホ1台に36万円出せる人はそうそういない」と話す。

 価格の背景については、「大量生産がまだ難しく少量で作らなければならない。ヒンジ部分のコストが高い上、AIブームでメモリが高騰し、円安基調も重なって36万円になってしまう」と解説した。

 番組出演者からは「パソコン捨てようかな」「持ってるか持ってないかでマウンティングできる」といった声も上がった。

■新CEO体制で「ワクワクする製品」に期待

 iPhone 18 Pro/Pro Maxについて石川氏は、「外見的な大きな進化はない。カメラが可変絞りに対応するのはよく使う人には魅力的だが、トータルでは小粒の進化でしかない」と評価する。

Appleの新CEO、ジョン・ターナス氏のもとで今後どのような製品が出てくるのかについても、石川氏は期待を示した。「新CEOのジョン・ターナス氏はもともとハードウェアを作る人。ここ数年つまらないAppleだったが、これからワクワクする製品が出てくるのではないか」と期待を語り、iPhone Duoについても「実際に持ってみると新しい感じがある。36万円だがワクワクする」と締めくくった。
(『ABEMA Prime』より)