【地方競馬】若武者賞 ルースアグレッシブが逃げ切り重賞初制覇
「若武者賞・S3」(10日、川崎)
降りしきる雨の中をまんまと逃げ切ったのは3番人気のルースアグレッシブ。5馬身差の圧勝で重賞初制覇。管理する小久保師は通算重賞98勝目とした。2着も2番手を追走した1番人気のウノキボンバイエで“行った行った”決着。上位2頭が全日本2歳優駿トライアルの「第25回鎌倉記念・S2」(10月14日・川崎)への優先出走権をゲットした。3着には4番人気のブラフキャッチが入った。
昨年はゲリラ豪雨の影響で中止となった一戦。今年も連日のように雨降りとなったが、その中をルースアグレッシブが悠々と逃げ切った。
まさに何が何でもだった。ウノキボンバイエが好スタートから行きかけたが、大外枠から気合の右ステッキ連打で、内へ切れ込みながら主導権奪取に成功。終始10頭のライバルたちを引き連れてのマイペース。持ったままで直線に入ると、後続は離れるばかり。それでも鞍上は手を緩めることはしない。こん身のステッキで気合を付けながらゴールへ誘導。最後は流して5馬身差。
デビュー2連勝で臨んだ前走の地元・浦和のルーキーズサマーカップは6着。断トツ1番人気を裏切ったが、発馬直後に隣の勝ち馬ウノキボンバイエにぶつけられて自分の競馬ができなかった。その借りも返しての初タイトル。デビューからコンビを組む笹川翼は「これ(逃げ)しかないかなと思って。道中もずっと手応えがあったけど、まだ自分から進んで行かないので、後ろとの距離感を大事に乗りました」と振り返った。
自身は6日の金沢に続いて今年重賞V5。「まだ粗削り。メンタル面が改善されたらもっといい馬になると思う」とキッパリ。南関東2頭目の2歳重賞ウイナーは汚名返上も果たし、ここから飛躍していく。
