肉を骨ごとスパスパ切るはさみ、中国老舗ブランドの広告動画は「AI」だった-中国メディア
中国の老舗刃物ブランドの「張小泉」の広告動画が物議を醸している。中国メディアの九派新聞などが伝えた。
問題の広告動画には、同ブランドの調理用ばさみでスペアリブや鶏もも肉などを骨ごとスパスパといとも簡単に切る様子が映っている。動画の下部には「参考としてご覧ください」「動画はAI(人工知能)によって効果を示したものであり、実際の使用場面ではありません」などと注意書きが表示されていた。
しかし、映像があまりにリアルだったためか、一部のユーザーから「AIだとしても常識に反している」「誤解を招く」といった批判の声が上がった。
同社のカスタマーサービス担当者は、「広告動画ははさみの切れ味や切断面のなめらかな感覚を表現するためのもの」とし、「鶏などの細い骨を切ることはできるが、大きくて硬い骨は切れない。小さめのスペアリブなら切れる」と説明。また、「AIの問題については上層部にフィードバックする」と回答した。
中国のネットユーザーからは「恥知らずの極致」「こういう虚偽広告を市場管理部門は取り締まらないのか?」「モラルを欠き、大げさな表現や虚偽の内容が横行している。法律や規則もあってないようなもの」「いっそ地球を真っ二つにする動画にすれば?」「もう驚きもしない。これに限らず、ネット上には正直な広告なんてほとんどない」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

