気象庁は今日10日、最新の1か月予報を発表しました。向こう1か月の気温は北日本から西日本で平年より高い予想で、東北から九州では来週はじめにかけて真夏日となる所があるでしょう。活発な秋雨前線の影響で、来週にかけて東北から東海では雨の量が多くなりそうです。また、引き続き、台風などの熱帯擾乱への備えが必要です。

東北~九州は真夏日予想も 残暑が長引く

今日10日、気象庁は最新の1か月予報を発表しました。
それによりますと、日本付近の1か月平均の上空約1500メートルの気温は、北日本を中心に平年より高く、広く暖かい空気に覆われやすい見込みです。この先1か月、北日本から西日本にかけての気温は平年より高い予想です。特に来週にかけては、西日本を中心にかなり高く、残暑が長引きそうです。

東海から九州では、明後日12日(土)から14日(月)にかけて、最高気温30℃以上の真夏日になる所が多く、熱中症に警戒が必要です。
14日(月)は関東や東北でも真夏日になる所があるでしょう。日ごとの気温差が大きくなるため、体調管理に十分注意してください。
一方、沖縄・奄美では、この先1か月の気温は、ほぼ平年並みの予想です。

東北~東海は雨の量が多い 台風への備えも万全に

この先1か月平均の海面気圧は、日本付近は、日本の東海上の高気圧と大陸の高気圧の間の気圧の谷となるでしょう。このため、東日本と西日本では、期間のはじめを中心に暖かく湿った空気が入り、活発な秋雨前線の影響を受けやすい見込みです。東日本では1か月の降水量は平年並みか多い予想です。
一方、北日本は天気は数日の周期で変わる見込みですが、東北では降水量が平年並みか多くなりそうです。
沖縄・奄美は、平年と同様に晴れる日が多いでしょう。

南の海上では海面水温が高く、10月にかけて台風シーズンが続きます。この先も台風や熱帯低気圧などの熱帯擾乱の影響を受ける可能性がありますので、家の周りの水はけを良くしておいたり、土のうを準備したりして、大雨への備えを進めておいてください。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・東海・北陸地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

大雨の備え

台風の接近や大雨の前に、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。

② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。

③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。