テレビ金沢NEWS

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能登地方を中心に、石川県内にさまざまな被害をもたらした8月の大雨。その影響は観光にも広がっています。県内の観光業の状況を取材しました。

■和倉温泉はまづる・高城 一博 専務:
「このお部屋も、本来は大雨でなければ埋まってたお部屋ですね」

今回の大雨では、JR七尾線の一部区間が11日間にわたって運休し、和倉温泉の旅館では、予約のキャンセルなどの影響が出ました。

■和倉温泉はまづる・高城 一博 専務:
「その雨の当日の午後からのお客さんというのは、全部で60名近くいたと思うんですけど、そのうち、たまたま50名近くのお客様が金沢から電車でいらっしゃる予定のお客さんでして。電車が動かないということで、全てキャンセルになりました」

さらに、チェックアウトした客の移動手段がなく、対応に追われたといいます。

■和倉温泉はまづる・高城 一博 専務:
「電車で来られた方の2組の方を会社の車、バスに乗せて…。金沢駅まで送迎しましたね」

この時期は、1年で最も宿泊客が多い繁忙期ですが、鉄道の運転再開までは客足への影響が続き、被害額は約80万円に上りました。

■和倉温泉はまづる・高城 一博 専務:
「ちょっと最後に残念ではあったんですが、これは自然のことなので、私たちではどうしようもできないので、できる限りの対応をするということが大事なのかなと思います」

観光への影響は、建物や農地の浸水被害が相次いだや羽咋市でも…

■道の駅 のと千里浜・寺井 由香里 駅長:
「次の日からはほとんどお客様も来なくなりまして、半分ぐらいにはなったと思います」

羽咋市の道の駅では、建物に被害はありませんでしたが、客足は大幅に落ち込みました。

また、農家が被災したため、これから収穫がピークを迎える新米の品数などにも不安が残るといいます。

■道の駅 のと千里浜・寺井 由香里 駅長:
「被害があってからは、ちょっとしばらく商品を出せないという方もいらっしゃいました」

一方で現在、客足は例年の9割程度まで回復していて、本格的な秋の行楽シーズンを前に、さらなる集客を目指しています。

■道の駅 のと千里浜・寺井 由香里 駅長:
「再来週のシルバーウィークには、こちらではイベントも企画しておりますので、少しでも地元を元気づけられるようなイベントを開催したいと思っております」

度重なる災害に見舞われ、厳しい状況が続く能登地方ですが、復興に向けた歩みは止まっていません。