小田凱人 年間4大大会全制覇の快挙に向けて「ちゃんとやれば結果は予想できている」一般の実業団選手と練習
◆テニス ▽全米オープン第9日(7日、米国・ニューヨーク)
【ニューヨーク7日=吉松忠弘】8日に開幕する車いすテニス部門で、男子史上初の年間4大大会全制覇に挑む世界ランキング1位の小田凱人(東海理化)が報道陣の取材に応じ、「やってやるぞ、みたいなのはあんまりない」と冷静さを強調した。1回戦で、同27位で大会推薦出場のチャーリー・クーパー(米国)と対戦する。
パリ・パラリンピックでの金メダル、昨年の全米で生涯4大大会全制覇など、大きな舞台の経験を積んできた。「(4大大会の)経験が浅いとはいえ、ほとんど決勝まで行っている。普通より濃い1大会を誰よりも過ごしている自信はある」
特別なことは何もない。「ちゃんとこれをやれば、こういう結果になるというのが予想できる」と、きちんとやるべき練習をすれば、十分に戦える自信がある。大会前には、一般の社会人の選手と試合形式の練習を繰り返した。「負けていないというのは、すごく怖い」という理由から、車いすではないテニス選手とプレーすることで「毎日、ボコボコにされてきた」。
昨年の全米決勝など、全米はフルセットにもつれる試合が多いと感じてきた。ストレート勝ちを収めるためにも、決めきるショットを練習してきた。一般の選手相手に決めることができれば、この大舞台でも十分に通用する。磨いてきた必中ショットで、必ず歴史を動かす。
