「ルックバック」の世界を再現…実写映画公開記念でセットを復元! 原作はにかほ市出身の漫画家・藤本タツキさん 秋田・にかほ市
にかほ市出身の漫画家、藤本タツキさんの作品が実写映画化されました。
今月11日に全国公開される「ルックバック」です。
メガホンを握ったのは国際的な映画祭で数々の受賞歴がある是枝裕和監督。
舞台となった にかほ市には映画の世界を再現したセットもお目見えしました。
実写映画「ルックバック」の公開を前に、撮影の舞台となったにかほ市で、劇中のセットが復元され先月お披露目されました。
原作は、「チェンソーマン」などで知られるにかほ市出身の漫画家・藤本タツキさんの作品です。
物語の中心となるのは、漫画を描くことが好きな少女、藤野と、才能にあふれた京本。
2人の少女が、漫画を通してつながっていく姿を描いています。
Q.にかほ市での撮影を振り返って
是枝監督
「2025年の冬に初めて来て、 そこから冬・春・夏・秋、それで終わらずに、また冬・春と撮影をさせていただきました。本当に季節ごとに表情を変える 美しい自然があって、海があり山があり、その魅力をできるだけ作品にとらえようとしました。繰り返し出てくる田んぼ道、何度も歩くシーン・走るシーンを撮りましたけど、 あの道の撮影が印象に残っています」
映画公開を記念して行われたセットの復元。
劇中で実際に使われた部屋を、映画の世界観そのままに蘇らせました。
にかほ市の総合福祉センター「スマイル」には、「京本の部屋」が復元されました。
漫画をこよなく愛した少女の、創作への思いが詰まっています。
さらに、JR仁賀保駅には「藤野の部屋」が復元されました。
2人の少女が漫画を通して出会い、意気投合し、互いに刺激を受けながら作品を生み出していく、物語の重要な場所です。
七瀬ふうりさん
「藤野のセットと、ともに撮影をしてきたので、解体されるって聞いたときに、 すごく悲しくて、こうやってまた復元されて、うれしかったです」
岡田六花さん
「このセットで撮影した期間が長かったので、見た瞬間、あっ、懐かしいなと思いました。ただいまって感じです」
是枝監督
「この2つの部屋の中での2人の背中っていうのが、映画の基調ですし、全てと言ってもいい。中心に合った2つの空間がこういう形で再現されているということは、僕らにとっても 特別ですし、映画を観ていただいた方が訪れたときに、映画のことを思い出していただく、もしくは、 自分にとっての空間を思い出すキッカケにもなるのかなと考えています」
実写映画「ルックバック」は、イタリアで開催されるヴェネチア国際映画祭コンペティション部門にも正式出品され、今週末に審査が行われます。
にかほの風景とともに描かれた、2人の少女の物語。
実写映画「ルックバック」は、今月11日、全国公開です。
※9月7日午後6時15分のABS news every.でお伝えします
※配信は映像の一部をカットしています
