高松宮記念連覇を達成したサトノレーヴ

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 25、26年の高松宮記念を連覇したサトノレーヴ(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎、父ロードカナロア)の引退が決まった。7日、堀調教師が発表した。引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬入りの予定。

 同馬は22年4月に中山でデビュー勝ち。24年の函館スプリントSで重賞初勝利を飾った。25年には高松宮記念でG1初制覇。同年のJRA賞最優秀スプリンターに選出された。

 24年の香港スプリント(3着)をはじめ、海外レースにも多く参戦。今年の6月からはクイーンエリザベス2世ジュビリーS(2着)、ジュライC(3着)、シティオブヨークS(9着)とイギリスG1を3連戦していた。シティオブヨークSがラストランとなった。通算21戦(うち海外8戦)9勝。

 

 堀調教師のコメントは以下の通り。

 堀宣行調教師「サトノレーヴは、4か月にわたる英国への滞在を経て9月6日(日)、帰国いたしました。現在は競馬学校にて輸入検疫を受検していますが、17日(木)に社台スタリオンステーションへ移動のうえ、種牡馬となります。

 国内のレースだけでなく、香港や英国への遠征中も温かいご声援を賜り、誠にありがとうございました。引き続き産駒たちへの応援をよろしくお願い申し上げます。

 昨年はQE2世ジュビリーSの後、スプリンターズSに向かいました。ただし、筋肉量が多く、暑さは苦手な個性です。秋以降も日本での出走を楽しみにしていた方が多いかもしれませんが、日本の競馬体系として、G1ウイナーが目指すレースは限られます。今シーズンは涼しい気候のなか、夏季にトップレベルの短距離路線が整備されている英国での続戦を選択しました。国際交流が盛んに行われている現在でも、検疫のルールとして、国外での滞在が90日を越えた場合、通常の遠征馬と扱いが異なり、帰国後は一般の輸入馬と同様に3か月間の着地検疫を経る必要があり、移動も制限されます。英国に目を向けた経緯や、このタイミングでの引退にご理解いただけましたら幸いです。

 もともと晩成傾向にあり、伸び盛りの時期で仙腸関節を傷めるアクシデントにも見舞われたサトノレーヴですが、オーナーのご理解を得て、馬に合わせて出走を重ねた結果、無事に試練を乗り越えてくれました。渡英以来、コンスタントに3戦を消化でき、健闘を重ねた馬に感謝の気持ちで一杯です。海外でのG1制覇がかなわず、私どもとしては力不足を痛感していますが、貴重な体験を積めました。今後につなげたいと意を強くしています」