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 ◇パ・リーグ 西武5-2ソフトバンク(2026年9月6日 みずほペイペイD)

 西武の「大河」がソフトバンクの「大河」をのみ込んだ。小島が初回に先制二塁打を右翼線へ運び、2回2死二、三塁では152キロを豪快なスイングで完璧に捉えて9号3ランを右翼席へ打ち込んだ。5回も中前打。上茶谷を初対戦から6打数4安打で圧倒した。

 一塁走者になった5回に一塁手・正木から「あと1本。三塁打でサイクル安打達成だぞ」と言われ、初めて快挙が目前だと気がついた。投手が代わった7回は二塁へ内野安打。9回の最終打席は投ゴロに倒れ、新人では21年の牧(DeNA)以来のサイクル安打にこそ届かなくても活躍は色あせない。

 最初の2打席だけで4打点を稼ぎ、「(ソフトバンクに)3連敗はできなかった。何とか勝って次につなげたかった」と胸を張る。球団新人捕手では96年高木大成以来の1試合4安打。「最近あまり打てていなかった。今日をきっかけにできれば」とはにかんだ。

 本塁打を打てば9戦9勝の「小島神話」も継続。日本ハムの結果を待つことなく、2位死守を決めた。「ソフトバンク戦はあと2試合。2連勝できるように頑張りたい」。70勝に到達し、4年ぶりに勝率5割以上を確定。昨季5位からの躍進に貢献する22歳は、逆転Vをまだ諦めていない。(河西 崇)

 ≪西武新人21年では若林以来≫小島(西)がパ新人では今季初の4安打。球団新人の1試合4安打以上は21年若林が5月4日オリックス戦で4安打して以来。捕手に限れば96年8月6日オリックス戦で「3番・捕手」の高木大成が4安打して以来30年ぶり。