村上宗隆 17試合ぶり30号は「率直にうれしい」49度は“自身最高”「もうちょっと角度抑えられれば」
◇ア・リーグ ホワイトソックス 4-6 ツインズ(2026年9月5日 シカゴ)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が5日(日本時間6日)、本拠でのツインズ戦に「3番・一塁」で先発出場。初回に8月18日(同19日)のカブス戦以来17試合ぶりとなる30号2ランを放ったが、その後は3三振で4打数1安打2打点だった。ホワイトソックスは4-6で逆転負けした。
村上は初回1死一塁の第1打席で、ツインズ先発右腕ブラッドリーから先制2ラン。外角へのスプリットを逆らわずにとらえると、“キャリア最高”となる角度49度で高々と上がった滞空時間の長い打球が左翼ブルペンへ飛び込んだ。日本人選手のシーズン30本塁打は04年の松井秀喜(ヤンキース)、21年から6年連続の大谷翔平(エンゼルス、ドジャース)、25年の鈴木誠也(カブス)に続き4人目。新人としては初めての偉業を成し遂げた。
しかし、その後は3回の第2打席が見逃し三振、5回の第3打席が空振り三振、8回の第4打席が空振り三振。特に5回は4-5と1点差に迫った直後の2死一、二塁の好機で、ここで打てなかったのが響いた。村上は8月19日(同20日)以降の16試合で打率.085、1打点、27三振と不振を極め、74打席連続ノーアーチが続いていた。
試合後、取材に応じた村上は「(30号は)率直にうれしいですけど、負けてしまったんで、また明日勝てるように頑張りたい」と冷静な表情で話した。ベナブル監督は村上のスイングが良くなり、打球が高く上がっていると指摘していたが、「もうちょっと角度的に抑えられれば、もっと良い打球もいくと思ってますし、そこのちょっとした差だと思ってるので、明日もやることは変わらずしっかり準備して戦いたい」と説明した。
ホワイトソックスは初回に31号を放ったコルソン・モンゴメリーと、30本塁打の村上、バルガスを合わせて球団史上4度目の「1シーズン30発トリオ」が誕生。「もちろん心強いなと思ってますし、バルガスとコルソンだけじゃなくチームメート全員が本当に心強いので、チーム一丸となってこれからのプレーオフに向けて、残り試合少ないですけど戦っていきたいと思います」と地区優勝からポストシーズンへ向けてチームの団結を強調。シーズン前に定めていた本塁打数の目標を改めて聞かれると、「目標はケガしないことだったんで、それは達成できなかったんですけど、結果というのは最後についてくるものだと思ってるので、毎日しっかり良い準備して戦うことが今の目標」と答えた。

