なぜおじさんは「勝ち目のない大勝負」に出るのか…“自分だけは特別”と思い込む中年男性の末路
◆いきなりキスを迫るという無謀な大勝負
2026年8月に放送されたフジテレビのドキュメンタリー番組・ザ・ノンフィクション「クズ芸人の生きる道 ~58歳 恋も笑いも崖っぷち~」では、お笑いコンビ「元ガッポリ建設」の小堀敏夫さん(58歳)が20代の女子プロゴルファーに失恋する様子が描かれました。
当然、20代の女子プロゴルファーには思いきり拒絶され、そのまま怒って帰られてしまいました。その直後、公園でガチ凹みしている小堀さんが、慰めようとした番組スタッフに「また笑いものにしやがって!」と逆ギレするシーンまでがセットで放送され、SNSでも大盛り上がりでした。
私の周辺にも客観的に見ると勝ち目がないように思える状況で、無謀な大勝負に出てしまう中年男性がちらほらいます。現代社会においてはたった1度の「不同意」の境界線を越える行為が、一発で社会的信用を失わせ、築き上げた人生を終わらせる致命傷になり得ます。
読者の皆さんには、そのような大失態を犯してほしくありません。そこで今回は、無謀な大勝負に出てしまう中高年男性の例と、その背景について解説します。おじさんのフリみて我がフリなおしましょう。
◆その1:女子大生と旅行したいおじさん
大阪・北新地の某キャバクラにいたころのことです。女子大生キャバ嬢が浮かない顔をしているので話を聞くと、1度来店したフリーのおじさんにしつこく旅行に誘われているとのこと。
「就職活動が忙しいから」と1度は断ったが、大学4年の夏休み期間中に再度、「もう就職活動終わった?そろそろ旅行どうですか?」と、LINEがあったそうです。
その人何歳?と聞くと55歳で、さらにびっくりです。ちなみに「夏休みは卒業旅行で忙しい」と彼女が返信したところ……
「お前仕事舐めてる?」
「そんなことならこの仕事辞めた方がいいよ」
「この仕事むいてない」
と、55歳はキレ散らかしてきたそうです。
◆その2:「旅行代は出しますよ」とアピールするおじさん
