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ネパール中国の国境地帯で発生した土石流から9日。4日、2人が水力発電所のトンネルから救出されました。他にも生存者がいるとみられ、救出活動が続いています。

■9日閉じ込められていた生存者を救出 他にも生存か

甚大な被害が出た土石流から9日。“奇跡の救出劇”がありました。

水力発電所のトンネル内に、9日閉じ込められていた生存者がいたのです。ストレッチャーに乗せられ、男性が救出されました。

さらに、意識があるものとみられる男性2人が救出されたのです。

地元メディアによりますと、救助隊の「助けに来た」という呼びかけに「分かった」と返答があったということです。

トンネル内には作業員数十人が閉じ込められたとみられていて、水や食料があることから、地元当局は他にも生存者がいるとみて救出活動を続けています。

■国境地帯から80キロ以上離れた町を取材

ネパール中国の国境地帯で発生した土石流。これまでに1300人以上が亡くなり、日本人5人を含む5300人以上の行方が今も分かっていません。

4日、私たちは現地を取材。国境地帯から80キロ以上離れたガルチです。

町には、9日たっても土石流の爪痕が色濃く残ります。

住民
「ここの家具は全部流された」

住民は、当時の様子をカメラに収めていました。

住民
「1時間前に洪水の連絡がきた。1つだけカバンを持って逃げた。お年寄りや子どもは先に行かせて、元気な人は高いところに逃げた」

家族は無事でしたが、飼っていた牛は流されたといいます。

別の住宅は、歩くと水の音が響きます。家族は無事だったといいますが、日常は土石流に奪われました。

当時授業中だったという学校では、教科書やノートなども全て泥だらけでした。教師や生徒は無事でしたが、学校再開の見通しは立っていません。

町に日常が戻るにはまだ時間がかかりそうです。