結婚式じゃなくてもいい。「誰かを招くワクワク」を自分で作り出す、ときめきお茶会で大切な人たちと過ごす時間が特別に【書評】

【漫画】本編を読む
結婚式やパーティーの招待状は、受け取るだけで心が躍る。きれいな封筒、丁寧に選ばれた紙、そこに込められた「あなたに来てほしい」という気持ち。けれど、そんな特別な招待状を、自分が誰かに送る機会なんて滅多にない。
でも、ないなら、作ればいいのかもしれない。『メンタル強め美女白川さん8』(獅子/KADOKAWA)は、白川さんやおなじみの仲間たちが、自分らしく毎日を楽しむ姿を描く大人気コミックの第8弾。かわいいものが大好きな林檎ちゃんも、白川さんのひと言から、自分らしい楽しみを見つけていく。
そんな林檎ちゃんに、白川さんが提案するのは「お茶会の招待状」だ。結婚式だけが、誰かを招くための特別な1通を送る場面ではない。ミルクティー色の封筒、チョコレート色のペン、ティーカップのスタンプ。林檎ちゃんは自分らしい招待状を作り、大切な人たちをお茶会へと招く。
大好きなものを自分の手で作るのって、なんて楽しいのだろう。いきいきと準備をする林檎ちゃんを見ていると、こちらまでワクワクしてくる。「機会がない」と諦めなくても、楽しみは自分で作ればいい。私たちは、自分の「これから」だって自由に作っていけるのだと、そう気づかせてくれるエピソードだ。
文=アサトーミナミ
